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今月分の月次作業がやっと終わりました。思いのほか手こずりましたが、いい勉強になりました。 続きまして、Emblemです。映像の後ろでペンギンが盛り上がってますが、苦手な人はうまく見切れるようにスクロールアウトさせてくださいw 音源は、手許に残ってるデータに少し手を加え、音色も多少差し替えたもの。 表記とDAWの仕様上、BPM240。これは何度か既に書いたとおり。 一概に言えないのですが、アイリッシュやカントリーの部類の音楽はシンプルなコードにまとめちゃったほうが収まりがいいですね。Emblemにおいてはベースをだいぶ動かしてるのとコード切り替えを細かくしてるのとで複雑に見えてますが、使ってるコードはだいたい主要な3和音とシンプルです。トラディショナルな曲だと4度上か5度上に移調することがたまにあるくらいですが、そこまでトラディショナルに準拠する目的もなかったのでやってません。 リズム的には2拍子基調の箇所と3拍子基調の箇所がちょこちょこ入れ替わるのが”騙し”。中間部からテーマに戻るつなぎ部分の、3拍子に聞こえる2拍子はあざとさ全開です。その箇所の最初の1小節では、全く目立ちませんが、通常は拍子の目印に使われるペダルハットの音を1拍半の場所に配置しているので、ジャズ慣れしてる人や耳聡い人ほど騙されるかなと思います。 3拍子的なイントロに続いていきなり登場する変拍子箇所は一応7/8, 8/8, 9/8などと表記していますが、前回の構造解説記事(Flash)のようなクッキリとした構造ではなく、後続する4拍子的箇所のテーマの小節線に対応する箇所に小節線を入れたくらいのイメージ。つまり破線で小節線が示される(ソフトの都合で破線にならないので実線になってます)ようなものです。 Twitterにいる変拍子botなるものが12/8, 10/8, 8/8みたいな解説してくれてましたが、取りやすい拍子は聞き手によって異なると思うので、変拍子botのものも、作った本人による解説もそれぞれ一つの説としてとらえてもらえればいいかなと思います。 楽曲提供のお話があったときに、「変拍子ってあまりない」「民族寄りのものもあまりない」と思い、じゃあその両方兼ねたものってことでこういう曲になりました。イメージ固めるのに一晩かかり、テーマの出だし7音とそれを支えるコードが浮かんだ時点で制作スタートしました。やっつけ仕事なら一晩もかけないのだけど、できれば曲の印象を残したいので慎重になりました。 フィドルの音色は当時Logicの中でまかなえなかったので、Reasonの音源から引っ張ってきています。

“Emblem”の曲の構造


Browse画面
150827 18:30PM 更新 買収されたCamel Audioの代表作AlchemyがLogicやMain Stageに純正音源として加わったのが大きな目玉となるようです。 <サイト内関連記事> 「Logic Pro Xで始めるDTM&曲作り」(リットーミュージック)執筆しました AppleによるCamel Audio買収の噂 Logic Pro X 10.1 新機能 1/3 Logic Pro X 10.1 新機能 2/3 Logic Pro X 10.1 新機能 3/3 <他サイト記事> Apple Logic Pro X comes with Alchemy in v10.2 Camel Audio Alchemy Lives On In Free Updates To Logic Pro, MainStage » Synthtopia Alchemy synth is now a part of Logic Pro X; here’s what’s new – Create Digital Music バージョン 10.2 の新機能 • 高機能なサンプルベースシンセサイザーAlchemyが登場 – 加算、スペクトル、フォルマント、グラニュラ、サンプラー、バーチャルアナログの各種サウンドジェネレータを搭載した次世代シンセサイザープラグイン – エレクトロダンス、ヒップホップ、ロック、映画音楽など、あらゆるタイプのエレクトロミュージックに対応した3,000以上のプリセットを搭載 – キーワードプリセットブラウザで目的のサウンドをすばやく検索 – トランスフォームパッドなどの演奏コントロールでサウンドを自在に切り替え、簡単調整 – 最大4つの合成モジュールを組み合わせて複雑なマルチレイヤーサウンドを作成 – バーチャル・アナログ・オシレータでアナログシンセサイザーのサウンドを忠実に再現 – 豊富なアナログ・モデル・フィルタや特殊エフェクトフィルタでビンテージサウンドから複雑なサウンドまで幅広く対応 – 柔軟なLFO、AHDSR、MSEGエンベロープやステップシーケンサーを含む100以上のモジュレーションソースで動きのあるダイナミックな音源を作成 – モーフィングツールや再合成ツールを使ってこれまでにない方法でサンプルを操作、結合 – 強力なサンプラー機能でEXS24インストゥルメントを読み込み、独自の音源を作成 – 4つのサウンドソースに個別にアルペジエータを適用してシンプルなコードを複雑な演奏に変換 – リバーブ、モジュレーション、ディレイ、コンプレッション、さまざまなディストーションを内蔵のエフェクトとして搭載 • トランスフォームパッドとX/Yパッドをタブで切り替え可能なAlchemy音源用のSmart Controlを追加 • Apple Music Connectにサウンドを直接送信* • 感圧タッチトラックパッドに対応 • 独自のイメージファイルを使ったカスタム・トラック・アイコンを作成 • EDM、ヒップホップ、インディー、ディスコ、ファンク、ブルースなどの人気ジャンルの幅広い音源を含む1,000種類のApple Loopsを追加 • MIDIクロックオプションの拡張により外部MIDIデバイスとの同期の互換性を向上 • 性能と安定性を向上 * Apple Music Connectアカウントが必要です –Mac App Store – Logic Pro X ■インストール全般 App Store経由でのアップデート完了直後の起動で追加インストールウィンドウ(上図(4))のApple LoopsがInstalledと表示されているということは、既述の新機能解説に見える「1,000種類のApple Loopsを追加」は有無を言わさずインストールされるということでしょうか。だとしたら、あまり賛成できないですね。 ■Alchemyの基本画面 基本画面とざっくりとした説明。画像内に書き込んだので参照ください。Spectralの編集画面はMacのスペック次第で激重になるので注意。   ■旧Alchemyと比較しながら内容確認 ザ・フラットデザイン。 音色の読み込みはなかなか速い。旧Alchemyでロービットに聞こえたサウンドは以前よりクリアに感じられるものの、ザラつきがまだやや残ってますね。こういうザラつきはMix時に亡霊的な音量を作っちゃう(あまり聞こえないのにメーターがやたら振れる)って経験則がありますんで、対処策を今後検討していこうと思います。 プリセットサウンドは.acpの拡張子でここ↓にあります。初期状態で300、追加音源インストール後は3109の音色数。 /Library/Application Support/Logic/Plug-In Settings/Alchemy 旧Alchemyでもある程度整理された印象のあった各画面ですが、新しく整理されてからは格段にすっきり(Native Instrumentsの最近のプラグインのデザインっぽい印象もあるが)。とはいえ、説明がないとわかりにくいのは否めなそう。タグ(キーワード)を活用して、膨大なプリセットから音色を見つける機能にまず慣れるのが先決でしょうね。ふぁぼボタン(☆)も活用したい。 Sourceで選ばれるVA以外の音色はリストに出なくなった(7b)ので、Import Audioのブラウザ(8b)から辿るとよさそうです(EXS用の音色を読み込むのも同様)。Sourceのオーディオファイルはここ↓にあります。 /Library/Application Support/Logic/Alchemy Samples Load Sourceだとたぶんユーザーのディレクトリを見にいくと思われます。 今後もう少し調べてみますが、旧Alchemyでいうマルチサンプルの.sfzファイルは新Alchemyだと.aazというファイルになっているようで、Import AudioでもLoad Sourceでも表示されないのでどうやって読み込んでよいものか…と(.sfzのときもそうで、調べたらたしか「無理」だった記憶)。Ultrabeatの.ubsファイルもそうなんですけどね。 この辺りは見た目の違いのみ。フィルターの充実具合は引き続き有り難いのだけど、Effect群も含めてLogic純正プラグインと内部的に競合した存在になっちゃってるんですよね。サードパーティのプラグインで経験できるユーザーはいいかもしれないけど、いじり始めたばかりという人には少々混乱の元か。自分なら、競合する機能はUIを同じにして、何をしたら何が起きるかひと目でわかるようにするところですが(Logic Pro Xがそういう方向でのアップデートだと感じたのは気のせいなのかも)。 旧AlchemyではADDITIVE, SPECTRAL, GRANULAR, FILTERとSourceの加工方法が分類されていましたが、これらはADDITIVE, SPECTRAL, PITCH, FORMANT, GRANULAR, SAMPLER, VAというタブに置き換わりました。SourcesとしてVAを選んだ場合と、Import AudioやLoad Sourceを選んだ場合とで、使用できるタブが異なります。かつImport Audio時にはAnalysis ModeとしてAdditive, Spectral, Add+Spec (Additive and Spectral), Granular, Samplerによって使用できるタブに制約が加わるっぽいです。この辺の機能はちょっと変わったことやってみたい人向けだったり、Spectralなど限定的に機能を使用したい人向けだったりするので、通常はあまり気にしなくてよいかと思います。 個人的な意見としては、十分に充実していてサウンドもクリアなVAを使ったシンセとしてもっぱらAlchemyを使用したいとこ。種類が異常に豊富なノイジェネ(Noise Generator)も案外ポイント高い。 新たに加わった3つのエフェクト。いや、なんか見逃したりしてるかも。Waveshaperは「待ってました!」感があります(Melda Production製プラグインにもありますが)。 なお、下記のようにディレクトリを掘り進めていくと、そもそもAlchemyをどの程度カスタマイズできるかがわかります。 ~/Music/Audio Music Apps/Plug-In Settings/Alchemy/Libraries ■Alchemy以外 Alchemy以外の機能を…と先ほど書いておきながら、10.2はこれ以外に機能追加はあまりないっすね。Apple Music Connectアカウントは私持ってない(予定もなし)ので、試せてませんが、たぶんShare(日本語メニューだと「共有」?)に現れるのかな。 自作アイコンについては上記の通り画像ファイルであればよさそう。ただ、この部分は画像のIDで管理されている(+マークの右から順に001, 002, …)だけなので、仮にバンドレコーディングした際のその演奏者の顔写真を貼り付けても、別の環境でプロジェクトファイルを持ち込めば違う画像になってしまいます。 ほか、特に記されていないけど気づいたこととしては、SnapのOn/Offがスイッチできるようになったこと、ピアノロールのインスペクター上部にあるクオンタイズメニューのタイトルが従来のQuantizeモードとSmart Quantizeモードとで切り替わることくらいですかねえ。 Logic Pro […]

Logic Pro X 10.2 新機能


初めて聞く人には「何だかさっぱりわからない」と好評(?)の、木村留花「Paradise Inside」所収”Flash”。1年も前の作になりますが。 拍子の変化、調の変化がわかるような動画にしてみました。コードとか音符の表示は簡易的なものなので、なぜかダブルフラットになってたりコードが重なって見えてたりはご愛嬌とお考えいただければと。 同アルバム、全ての曲ではありませんが、随所で安易にブルーノートを使えないようにしてあります。もともとは実験と訓練が目的だったんですが、何年か前からハマってます。 この”Flash”も、サビを除けばほとんど1音ごとにコードが変わるようなものなので、ソロは毎度かなり苦労させてますね。 7/8拍子は(4+3)/8。ひょっこり登場する4/8や3/8は7/8を半分に切った前半か後半かでしかないので、7/8のリフが把握できれば、特段に難しいわけでもない。違う言い方をすると、アナライズさえしてしまえばそう面倒でもなかったりします。身体で覚えるほうが時間かかりそう。 動画で説明シリーズみたいなの出来るかなあってことで、今回試してみました。 思っていたほど手間がかからなかったので、またやってみます。 確約はできないけど、「Emblem」とか「One Juicy Step」、ボカロ曲でやったような「流命」、そういう面倒そうなのがいいですかね。  

木村留花 “Flash” の曲の構造



どうもやっぱりメニューが隠れちゃうのが気に入らなかったので、Customizrのテーマに変更。 イジってみたけど、カスタマイズのメニューが階層化されて見づらかったので、そこに関するメモ。 カスタマイズのメニュー構造 全般設定 / Global settings サイト名とキャッチコピー / Site Title & Tagline →いわゆる「サイト基本情報」 サイトロゴ&アイコン(Favicon) / Logo & Favicon スキン / Skin →色指定 フォント /Fonts →GoogleのWebフォント使える ソーシャルリンク / Social links リンクスタイルと効果 / Links style and effects ※これは「リンクのスタイルと効果」と訳すべきだろうなあ →スムーズスクロールやリンクの表示設定 タイトルアイコン設定 / Title icons settings 画像設定 / Image settings →LightBox効果はプラグインでダブらないように 著者 / Authors Smooth Scroll ヘッダー Header デザインとレイアウト / Design and layout →フロートヘッダー等の設定 Navigation Menus →英語。評判の悪い”ハンバーガーアイコン”の設定など コンテンツ:ホーム,投稿… / Content : home, posts, … トップページ / Front Page →いわゆる「固定フロントページ」や、デフォルトのスライダー、おすすめページなどの設定 固定ページ&投稿レイアウト / Pages & Posts Layout →サイドバーの配置 投稿リスト:ブログ,アーカイブ,… / Post lists : blog, archives, … →もっぱらトップページでの表示について 投稿 / Single posts パンくず / Breadcrumb 投稿属性(カテゴリ,タグ,カスタム分類) / Post metas (category, tags, custom taxonomies) Galleries →英語。 段落 / Paragraphs →文字見出しはCapitalizeのこと コメント / Comments →手っ取り早く全ページのコメ欄閉じるにはいいかも。 Post/Page Navigation →英語。 Sidebars Socials in Sidebars 応答の設定 / Responsive settings ※レスポンシブデザインを応答と訳すのはOKなのかな? フッター / Footer フッター全般設定 メニュー / Menus →いわゆる「メニュー」 ウィジェット / Widgets →いわゆる「ウィジェット」 詳細設定 / Advanced options カスタムCSS / Custom CSS →JetpackのCSS編集とは別 サイトのパフォーマンス / Website Performances →CSSの圧縮と、画像の遅延ロード Front-end placeholders and help blocks →ヘルプ表示

Customizrのカスタマイズメニューのメモ


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ホントはもうちょっと踏み込んでみようと思ったけど疲れてしまったのでここで締めます。 主語が大きめになりましたが、要は、サンバってジャストビートじゃないよね、じゃあ何なの、と。 単純に何か譜面じゃない形で示せないか試したかっただけなんですけども。 色んな楽器で見てみるつもりだったけど、ひとまず訛りとして顕著に見えた例があったのでそれを叩き台にします。 タンボリムの奏法解説をするこの方の動画の16分52秒辺りから。遅いテンポからスタートして最終的に倍速のBPM300くらいまでになります。この方の腕前はわかりませんが標準的なものと仮に考えときます。16小節ごと区切っていくとちょうど3つに分かれました。 例によって、ラテンなので倍速譜面で解釈します。4発ひとかたまりのリフの1発目のアタックが小節の頭と3拍目にそれぞれ配置されるようにLogicでBeat Mappingして、トランジェントをMIDIデータ化して、XMLに書き出して整形してやったらグラフのような感じになりました。MIDIのアナライズ結果を整形して使ってもよかったのだけど、何となくXMLにしてみました(cf. Binary MIDI file to MIDI XML conversion)。 3つ目の埋め込み画像内のキャプションは間違いで、正解は”280以上”。また、記事末尾で掲載するリストで空欄がある通り、演奏ミス等が原因でトランジェントの拾い損ないがあった部分はノーカウントにしてます。 楽器の特性やリフの案配も考慮に入れると限定付きの言い方をせざるを得ませんが、「みっちり音符が詰まった場合だと、2発目が少し遅れて3、4発目がツッコむ」と言えそう(感覚的にはわかってたことだけど)。必然的に4発目と次の1発目の間がガッポリ空きますね。 せっかく徐々にテンポアップした例なので、テンポが早ければ訛りがキツくなるのかも見てみます。結論からいうと”そうでもない”。単純に(経験則に基づく推測になりますが)少なくともタンボリムは遅いテンポでは訛りにくいんだろうと思います。パンデイロであっても想像に難くありませんが。 いわゆるグルーヴテンプレートとか、あるいはループ素材を導入することでサンバのグルーヴを自分の作品に反映させることがもちろんできるんですが、思ったほど都合のいいループ素材は見つからず、やむなく素材のテイストに自分の作品を寄せていくことが僕自身もありましてね。しかしどうも道具に使われてるようで釈然としない。じゃあ自分で調べてみようと、そういう流れでした。 と、先ほどの3つをまとめてみたのだけど、かえってよくわからんです。条件色付きリストのほうがよほどわかりやすそうですね。 BPMの値は単純に均等分割させただけなのでアテにはなりません。分解能は480です。 beat 1 2 3 4 BPM110 0 3 -4 -16 BPM112 0 -10 -20 -5 BPM114 0 -3 -10 -22 BPM116 0 -8 -14 -9 BPM118 0 -9 -15 -29 BPM120 0 -25 -31 -32 BPM122 0 -8 -1 -9 BPM124 -1 -17 9 -11 BPM126 -1 1 -14 -18 BPM128 0 -9 -16 -20 BPM130 -1 1 1 -16 BPM132 0 -4 -23 -24 BPM134 0 4 -11 -23 BPM136 0 -3 -23 -41 BPM138 -1 -10 -18 -35 BPM140 0 -5 -29 -42 BPM142 -1 5 -20 -38 BPM144 -1 2 -21 -48 BPM146 0 1 -39 -40 BPM148 0 1 -32 -43 BPM150 0 -13 -46 -47 BPM152 -1 8 -27 -52 BPM154 0 2 -53 -56 BPM156 0 3 -43 -57 BPM158 0 1 -47 -60 BPM160 0 4 -31 -52 BPM162 0 -12 -56 -25 BPM164 0 -7 -58 -54 BPM166 -1 10 -59 -41 BPM168 -1 13 -49 -59 BPM170 -1 4 -26 -52 BPM172 0 2 -42 -44 BPM174 0 9 -40 -62 BPM176 0 11 -44 -59 BPM178 0 5 -51 -56 […]

サンバ訛りをグラフに示してみるテスト


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幸い、お盆休みをそれなりにキッチリ取れたので、身体的な負担はあまり無くなったなあと。 ただ相変わらず予定の変更が立て続いて、突如時間ができたり、突如ゆとりが無くなったりな日々。 そう、突如時間ができたりするので、思いついたことを試して日記を更新してましたけど、ふとmakou.comドメインをもう頑なに保有しなくてもいいかなあと思い始めました。ただ、それなりに方々に影響が出る(書籍の著者紹介のとことか)ので、今すぐにというのは現実的じゃないです。 マカオを示す綴りにあたるためか、ドメインを売ってくれって中国語のメールが何度も連絡来てるので、中国経済が景気よく見える間に譲渡するか、収縮後にまかり間違ってマカオが高額で売りに出たときにでももう一度考えようかなと。 あ、余談ですがいま中国在住のインディーズゲーム作者の方から楽曲提供のご相談いただいてます。ナイショにするようなことでもないと思うので書いちゃいましたけど、そんな調子で相手を選びながらのんびりやってます。きちんと取り組める人となら、いくらでも一緒にお仕事しますんでよろしくですw 話戻すと、サーバーレンタルも実は相当容量が余ってて、「音源とか画面収録映像とかガンガンUPできるぜ、グフフ」と思っていたのだけど、それなりに転送量制限に引っかかるので、実際は効率悪いんですよね。ま、ずっと気になっていたことではあったのだけど。 記事消しちゃったけど、はてながWordpressのデータインポートに対応したタイミングで試したのも実は理由がそれ。デザイン面の自由度が減っちゃうのと、あと外部サービスの場合突然終了したりすると困ってしまうのとで二の足を踏んでいるところです。突如このWordpressに広告を増やしてみたのもその実験の一環だったりします。

雑記 150817



150815TW_Lo
そういや、長いことわからないまま放ったらかしにしてたなあと気づいた、Pat Metheny GroupのThird Windの中盤ギターソロのあとの部分。曲が古いせいもあるんだろうけど、ググってもギターソロのスコアしか引っ掛からなかったので、この際、自分の耳でわかる範囲で拾ってみました。 いちおう該当箇所のざっくりとした再現音源を添付しときます。

Pat Metheny Group “Third Wind”中盤からの譜割りを採譜


ライブ体験リズムゲームアプリ しゃちほこ~る 譜面作成とかBGMとかSEとか社内の進捗管理とかやりました。5月頃、抱えてる案件がオーバーフロウしたため、以降はこちら「しゃちほこ〜る」のほうをメインで作業してました。 もう1件同時進行で別のゲームの譜面作成も手伝ってましたが、そちらは残念ながら頓挫。 基本的に、ビギナーさん向けには手拍子感覚、中級者以上の方には色とタイミングと歌とそういう感じで譜面構築してますんで、譜面を覚えるってより曲を覚えてしまえばそんなに難しいことはないかなあ、と。そう(ニヤリ)、曲や歌割りを覚えてもらうツールと考えてもらうのがセンなわけです。 あと、ここは大きく関わっていませんが、俗にいうオタ芸―正しくは「コール」―それをプレイするモードもあるようなので、ファンの方にはライブの予習復習にも活用いただけるのではないかと(ゲーム主旨自体をうろ覚えですいません)。 譜面を作る上でライブの映像をザザッと確認したら、コールの迫力が妙にスゴい、アツいです。 伝聞情報ですが、ライブを騒げ踊れ無礼講みたいなノリで公式側が考えているようで、演者側の煽りもスゴいですね。なので、日頃溜まった何かを思いっきり発散する感じでライブに足をお運びいただくとよいのではないかと、うっすら思います。 余談ですが個人的な話で、中部地方に関しては、以前ヤマハのある浜松を訪れるときに愛知を通り過ぎるくらいしかリアル体験がなかった一方で、妙に愛知はじめ中部の方とネット等での接点が多かったんですが(あと神戸も接点が多いけど、大阪がまるで接点ない)、仕事として愛知がカスるくらいにやっとなったのかなあと、よくわからん感慨がわいています。

しゃちほこ〜る出たよ


音色設定ファイルはjson形式っぽい
Matt Tytel releases Helm free synth beta Free Software Synth For Linux, Mac & Windows, Helm » Synthtopia Linux, Mac, Winといった多くのOS下で動作し、ソースコードも公開されているプラグインソフトシンセHelm Free(Matt Tytel)が、なかなかユニークなサウンドで良いです。 少しモタりを感じるのでシビアに作りたいって人にはもどかしさがあると思います。 ◯出力に至る前にソフトの中でサチってくれる なかなかいい歪み方をしてくれます。古き良き、みたいな。 近年のソフトウェアミックスは、Filterやその他の設定値に起因する出力過多をDAW側(またはサードパーティプラグイン)で制御するのですが、これだとまとまり過ぎてつまらなくなっちゃうなと最近感じてたので、ソフト内で歪んでくれる(ひさびさの)この性質が刺激的に感じられます。 ◯故意にビットを下げた姿の登録波形がチップチューンライクで面白い オシレーターとLFOの登録波形(LFOのほうにはSampling & HoldとSampling & Glideが加わってる)に組み込まれた中で3step, 4step, 8stepの鋸歯波、3pyramid, 5pyramid, 9pyramidの三角波はかなり味わいがあります。事後処理的にreduxするエセ8bitサウンドとはまるで違う実に素直な音ですね。 ◯FEEDBACK, FORMANT, STUTTER 実用性はもう少し試してみないと判断し難いのですが、面白いとこに目をつけたなあという印象。 いずれも歪みを招くものなので、ピュアな音を好む人には向かないかもしれません。 ◯パッチルーティングはちとわかりづらいか ヘルメットアイコンを点灯させてノブを動かすとルーティングできます。FXpansionのSynthSquadみたいなUIですが、これは説明がないとわかりにくい(マニュアル未整備っぽい)。 ◯DELAYタイムを変更したときのもっさりとしたインタポレーション Delayタイム変更したときにDelay音がキュンキュン鳴ったりボワボワ鳴ったりするいわゆるドップラー効果の速度。程よい速さがどんだけだかわかりませんが、これはバグといっていいくらい猛烈に遅い。ただ、独特の味わいとしてはこれ以上ないキャラクターだと思うので、できれば改善してほしくないですね。 ◯ユニゾンに兼務されたAdditive合成 オシレーターの下にあるUNISONエリアの右上、何の説明もなく「H」とありますが、設定ファイルなりソースコードなり見るとわかるようにHarmonize(倍音)ですね。倍音の周波数での発音が加えられるという、DiscoDSPのVertigoみたいなもんです(cf.Vertigo vs Harmor vs Alchemy – YouTube)。 ただ、ユニゾン機能って思いのほかCPUを食うのが実情で、さも軽量快適のように見えるNI Massiveでも8ユニゾンくらいから実用にキツくなったりします。一方、Lennar DigitalのSylenth1のようにサウンドの雰囲気を充分に保ちながら8ユニゾン×4オシレーターでもサクサク動いたり、Tone2のElectraXみたいにそもそもユニゾンを「揺れ」って概念に置き換えてうまく逃れたりするものもあって、厚みを出すのに負荷のかからないシンセ選びは個人的にも近年頭悩ますポイントだったりします。 ◯発振位相は固定 上の話題に関連してですが、残念ながら現バージョンではオシレーターの発振位相が固定なので厚めのUNISONをしようとするとフランジング効果が得られるだけのようです。 ◯Audio UnitsのValidationにFailする場合 このプラグインに限った話ではありませんが、インストールしてもLogicで認識されないケースがありそうです(少なくともウチではFailしました)。Logic起動後にもう一度Audio Units Managerを開いて、チェックボックスを二度連続でクリックすると”Validationには失敗するがPluginとしての読み込みは行われる”状態までは持っていけるので試してみるとよいかと。 ということで、モタりと発振位相の問題が僕的には難所で、この2つさえクリアされれば次の制作にすぐ使ってもいいかなあという感じでした。Freeにしては充分よくできてますね。 改造にあたってはこちらを。 Philosophy of the GNU Project – GNU Project – Free Software Foundation mtytel/helm · GitHub

Helm Freeがわりといい



なんとなく気が向いてフォーリー関連の復習してました。 まず、「フォーリーサウンド」とは、足音、衣擦れ、アクセサリーの音など人物の動作音から、水中音、岩石落下、火災、風切り音などを、映像を流しながら様々な道具を使い、場面や登場人物の動きに合わせて録音した効果音のことを指す。フォーリーブースと呼ばれる、様々な床材や材質が異なる階段などの設備がまとめられた部屋で収録することが一般的だ。 あらかじめデフォルトされた音源をあてるだけでは得られない、「オリジナルの音」だからこそ価値があり、優れたサウンドトラックを創る上で非常に重要な役割を果たすと染谷氏は語る。フォーリーサウンドという言葉は、この収録スタイルを確立させた、Jack Foleyという人物の名前が由来となっている。 今回のセミナーでは、普段はなかなかお目にかかれないフォーリーサウンドの録音技法が目の前で見られるということもあって、映像業界はもちろん、ゲーム業界やアニメ業界など各方面からの参加者で満席であった。 –[Shureマイキングセミナー]Vol.03 アイディアが勝負!フォーリーサウンド制作 – PRONEWS 銃で射殺する音、刀で斬り殺す音、実在しない怪物の音を実際に録るってのは厳しいですからね。あるいは実際には音が鳴らないけど音で表現しなければならないいわゆる擬音だとか。サザエさんちの床は歩くとエラい音鳴りますけど、ああいうある種のデフォルメというかキャラクタライズも仕事の範囲内(個々の重み付けを調整する役も担ったりするわけですね)。 過去に作ったものをライブラリーとして禁帯出で保有しているプロダクションもあるとのこと(私は接点ないので伝聞情報ですが;様々な知的財産の共有を良しとされやすい昨今ですが、各社の舵取りも(雇われているアーティストの財産が侵されない限りにおいて)尊重されてこそフェアだと個人的には思ってます)。 日本では、未だフォーリーサウンドの価値や重要性の認識が薄いため、複数人での収音が必要なシーン以外は、ほとんどの作業を一人で行うとのことだ。予算などの問題で、長編作品は収録一週間、編集一週間で仕上げるという。 –[Shureマイキングセミナー]Vol.03 アイディアが勝負!フォーリーサウンド制作 – PRONEWS 大変なだけにフォーリーアーティストは貴重なノウハウ習得の機会を逃せないわけですね。技術者同士のネットワークも発達しているとも聞きます。 いくつか動画資料も紹介しときましょう。 実例(インプット)というキッカケは、難しい音を作り出す突破口という意味でもそうですし、フォーリーアーティストへの興味を惹く意味でもけっこう大事なんですよね。 ↓これはいい説明動画。 ↓これは上の動画でも引用されているわりと有名な動画。 ↓用いられている機材は古いけど比較的近年の手法が示されてます。 ↓ランクはやや落ちるけど、他の国だとどうかっていうのと、フォーリーアーティストの生態が少しわかるのと、後半は実例も少し見られます。 関連:フォーリーサウンドの意義と価値 – OGAWA SOUND

フォーリー(Foley)、それは効果音の魔術師