Logic Pro: メトロノーム用オブジェクトを消しちゃった場合どうするか

某所でそんな話題を見かけたので、ここでも取り上げることに。
この記事は一定期間表示後、小ネタ集に移動します。

方法1

結論: 現状どうしようもないので、新しいプロジェクトに旧プロジェクトをインポート

いちおうご存知ない方のために。たとえば何かの拍子にぶっ壊れてしまったプロジェクトファイルを救出したり、以前別の曲で使ったあのトラックをまるまる持ち込みたいなどというときには、Logic Proの「ブラウザ」で「すべてのファイル」から特定のプロジェクトファイルを指定し、ダブルクリックでその構造を表示した上でインポートすることが可能なのです。

これを利用して、まっさらのプロジェクトに作りかけのプロジェクトをまるままインポートすることで、正しいClickオブジェクトを使うことができます。

ただし、もとが極端に古いファイルであった場合には予想外のことが起きる場合もあります。

方法2

細かく試していないので、もしかしたら齟齬が起きるかもしれませんが、エンバイロメント・ウィンドウ(現バージョンではメニューから消失している)の「オプション」メニュー内の「エンバイロメントを読み込む」のいずれかのメニューからLogicのテンプレファイルを読み込むことで正しいClickオブジェクトを取り戻せる可能性があります。

このテンプレは個人用テンプレでも古いバージョンのLogicのものでもOK。
ちなみに現バージョンにデフォで備わっているテンプレは、Logicのアプリパッケージ内にあります。

本来メトロノーム用オブジェクトは消せない

LogicのPreview(AppleLoopsその他、あらゆる試聴時に使用される)とClickオブジェクト(メトロノームで使用する)は、それぞれAudioとInstのch256が排他的に割り当てられた、いわゆる予約オブジェクトです。
過去のLogic(某所によると10.4.5)ではユーザーの手でAudio, Instのいずれも256に割り当てることで環境の修復ができたのですが、現在この操作はブロックされています。

そもそも現状、エンバイロメント・ウィンドウに辿り着ける人のほうがよっぽどアレなので、消しちゃうってのもよっぽどアレ
とはいえ、私のようにめちゃめちゃ古い時代のプロジェクトファイルを掘り起こして何かしようという人はおり、古いプロジェクトファイルを現Logicで開いたときに合致しないオブジェクトタイプをエンバイロメント・ウィンドウ上でやむなく補修する羽目になる場面もありはするのです。

プロジェクトを再起動することで復旧

という提案&報告もあったのですが、必ずしもうまくいかない場合があるそう。

単純なコピペでは困難っぽい

正常に動作している別のプロジェクトのエンバイロメント・ウィンドウから、オブジェクトをコピペしてみると、Previewオブジェクトは復旧できてもClickオブジェクトはBusとしてペーストされるようで、解決にならない。

同じ数のインストゥルメントトラックを作成した別プロジェクトからペースト

Appleがこのバグに気づき、「同じ数のインストゥルメントトラックを作成した別プロジェクトのClickオブジェクト」をコピペすることで解決できるようにしたとも記されていましたが、これを解決と宣うのもなかなかの勇気を感じます。
で、こんな面倒なことをしてもうまくいかない場合があったと報告されています。

理想は、ソング設定のメトロノーム設定の項目をいじった段階でプロジェクトデータ内のオブジェクトのチェックが走って、おかしければ自動的に直す、という方式ですかね。

仮手法として

諦めて、Klopfgeistのインストゥルメントを作って、MIDIデータとしてクリックを打つってのがあります。