ゲームデザイナー、建築、ポスプロ、映画、ミュージシャン向けに簡単に音響シミュレーションを行えるようにと、Leseが新製品Impulseを準備中である、とニュースレターで告知がありました。
obj, stl, fbxといったフォーマットをインポートし、Blendr、3ds Maxのプロジェクトファイルもインポート可能。Eigenの延長上に位置し、Frahmでの手応えもあったか、なるべく多くの人が手軽に使えるようにチューンナップしてゆくとされています。
プラグインソフトウェアではなくスタンドアローンとして動作し、高品質なIRをレンダリングするそうではありますが、現在のベータ段階でリアルタイムプレビューはできず、製品になるまで待てとのこと。
また個人的に興味深いのですが、Hainbachとのコラボレーション製品で知られるAudioThingとの協力体制を敷いたそうで、AudioThing “FogConvolver 2″の次のアップデートではSpace Simulatorなる機能において、Impulseエンジンの柔軟な3Dポジショニングアルゴリズムがプラグイン内で利用可能となるそう。
この新技術(手法)の搭載に興味があれば各社連絡くれとも記されています。
先日記したMusic.AIもそうですが、B2BだのB2Cだの境界を乗り越えちまえっていう舵切りをするデベロッパーが目に付き始めましたかね。