Physical Audio “Preparation”
以前、物理モデリングによる秀逸なプレートリバーブ PA1 (現在、Dynamic Plate Reverb)を作り上げたとして紹介したことのある Physical Audio から、さらにマニアックな、プリペアド気味な弦の鳴りを模した Preparation がリリースされています。$149.00のところ、イントロ価格$89。
![Preparation - Physical Audio](https://i0.wp.com/www.makou.com/wp-content/uploads/2022/02/22022003.jpg?resize=840%2C546&ssl=1)
![Preparation - Physical Audio](https://i0.wp.com/www.makou.com/wp-content/uploads/2022/02/22022004.png?resize=840%2C713&ssl=1)
PA1のあと、プレートリバーブの再考みたいな時期に競合に追い抜かれてしまい、それ以降このメーカーの噂を聞かなくなって少々残念に思っていました。
LogicのSculptureでいうところのDisturbに当たりますかね。基本的には弾く弦の物理モデリングを設定できるとこまでで、弦の振動を阻害するオブジェクトの質感などまでは設定できません。
ただしピックアップ位置やオブジェクト位置はマウスドラッグで調整でき、調整中もぬるぬる音が変わるので、メーカーの最適化能力は今も健在といったところです。ぬるぬる音が変わるということはひょっとしてと思われた方、その通り、MPE対応です。