PA4 Dual Spring Reverb
Physcal Audioの最新作、Dual Spring Reverb。面白かったです。
メーカーさんからわざわざご連絡いただきました、ありがとうございます。
レゲエのギターやアナログシンセなどに欠かせないスプリングリバーブで、制御できるパラメーターが多く、追求する方にとっては逸品と言えます。
コンボリューションリバーブでスプリングリバーブ使うと残響の長さが嘘くさくなりますからね。
ただしこちら、ドライ/ウェットのバランスが無いのと、ステレオ/モノラル出力の操作が無いのとで考えると、作り込みが必要な際にはバスに挿してサウンドメイクしないといけなさそうです(Logicの場合はデュアルモノでインサートしてMid/Sideをうまく調整するって方法ありますけども)。
ただ、PA1のときにもうっすら感じていた、中央が薄いというか浅い独特な音像なので、バスセンドするとリバーブ感を調整するのに苦労しそうな気がしますね。
昔は、どんだけセンド量を上げてもリバーブ感が出にくくて、結果どれもこれもガバガバ上げまくって全部ギットギトになったもんです。
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こちらはTwitterのフォロワーさんからお勧めいただいたもの。
TAPE TYPEの種類やECHOの機能、TAPE STOP機能に「おっ」とさせられます。テープエコーでサチらせることもでき、遊びとして持っておくには充分かなと思います。ノイズの動作も意外と芸が細かい(リアリティは別として)。
またEcho Timeを変更するときの変化も遅すぎず早すぎずでいいです。純正のディレイマシンだとギュンッて一気に変化しちゃいますからね。
基本的にこうした値変更時の補間速度って機種固有(調整できるものを見た記憶がない)なので、買ったハードなりソフトのそれが理想と違ったときは諦めるほかない。なかなかもどかしい。
PropellerheadのReasonについてるエコーマシンはなかなか好みでした。
で、欲しいかと言われると今は要らんかな…。
さて、年末まで非常に忙しくなりそうなので、現実逃避の更新こそあるかもしれませんが、基本的には更新頻度が下がると思います。さすがにまだ早そうですが念の為、皆さま良いお年を。