Feb. 26 – Mar. 3 まとめ
もうしばらく、まとめスタイル続けます。
雑記も含めるのに便利なので。
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老舗Audio Damage新製品は、初期プラグインシンセの趣を残しつつ最新技術にもインスパイアされた興味深いもの。
2/29
アーシーなサンプルライブラリーが立て続けに。
3/1
音楽におけるAI絡みの新技術は、人間の生産領域を侵食しないという枕詞が欧米でほぼ必ず付随するようになってきました。単純に歓迎してよいかというと、このラインを踏み越す人が新境地を開拓して世間を賑わすことは充分考えられますし、それも織り込み済みでしょう。しかる後に大手が彼らを成果とともに抱き込むっていう。
3/2
Synth Anatomyが追加記事を放り込んできています。
Real Talk Native Instruments: why it’s a slowly sinking ship for me at the moment
音楽ソフト、ハード関連の企業は古くから今に至るまで吸収合併だらけで、NIにおいても例外なく過酷さに直面している、とは思うんですよね。音楽以外の業界もそうだけど。
ユーザーとしては基本的に、優れた製品の優れたサポートさえ継続されてくれればメーカーの吸収合併はどうでもいい。新製品はそれに比べりゃ「あわよくば」程度のもん。
ただ影響のデカさは計り知れませんね。今の制作環境で仮にNI製品が使用できないとなったとき、特に影響がデカいのはたぶんKontakt。VSL以外のオーケストラ関連ライブラリ、民族楽器ライブラリの利用者は絶望しそう。
雑記
Softube CentralのNo Connection
先日Softubeがフリーでコンプを配布していて、例によってSoftubeページが重い中どうにかiLok認証までたどり着いたのですが、Softube Centralのhelperが何かの拍子にout of orderしてしまったらしくSoftube Centralごと再インストール。それでも治らなかったのでググってると、Music EcoSystemsのサポートページでhelperを配布しているのを見つけ、無事直りました。
後戻りできない状態になってから報告
たとえばリテイクがイヤなので仕上がっていても期限ギリギリまで成果物を納品しないとか、作家に注文付けられるのがイヤなのでほぼ仕上がって(仮に後戻りしようとすると損害が発生する状況になって)から作家に確認してもらうとか、ライフハックのフリをしたバッドノウハウですよね。
最終的に作り上げる作品のクオリティと関係ない妙な力が工程を邪魔してます。クオリティそっちのけのコミュニティがあるのも理解はしてますが。
お悔やみ
年齢ほとんど変わらず、昨年まであれこれと接点のあった地元のミュージシャンの訃報に触れました。
同業を亡くすのはこれが初めてじゃないものの、慣れるものでもなく。自分自身のことも考えたり。