目下、レコーディング業界における課題の一つであるリモートレコーディング。
Steinbergが担う VST Connect Pro も、バージョン5となっていよいよ実用度を高めていくもよう。

春先、COVID-19がアメリカに急拡大していった頃、リモートレコーディングしているつもりになれる、一見これに似たジョークプラグインがリリースされました。名前は忘れちゃいましたが。
そこそこウケたらしいけど、今はもうあんまり笑えなくなっちゃいましたね…。
5からの機能として、DAWのビデオトラックを相手に同期再生状態で送信することができるようになったため、劇伴(というかフィルムスコア)やアテレコ等が簡単にリモート収録できるようになるらしい。
Cubaseにデフォで入っているのはVST Connect SEのほうで、機能比較(VST Connect 機能比較 | Steinberg)を見る限りではそこまで機能的な束縛があるわけではなさそう。ただ、もう一歩踏み込んだ制作をと考えるとさすがにProのほうを選ばざるを得ない(あと、Proのほうが動作不良あってもきちんとサポートしてくれそう)。そんな印象です。
価格は、フルバージョンが定価¥22,000で年内いっぱいのイントロ価格¥16,500、アップデート(アップグレードではない)バージョンが定価¥5,500で年内いっぱいのイントロ価格(たぶん)¥4,125。
Webでの「消費税についてはこちら10%」ってのが意味わかりませんが、カートに入れたら内税と表示されました。
5月にVST Connectの動作検証とトラブルシューティングを行なった方のnoteがありましたのでご紹介しておきます。
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