よく見ると「アジアの種子」という直訳の見える、中堅メーカーSingomakersのサンプルパック Asian Seeds が登場。
アジアンテイストが来そうな雰囲気は僕の観測範囲では捕捉できておらず、来るの? 来ないの? 来ないよなあとは思いながら、来たら来たで面白そうな気もします。
今はだいぶ落ち着いたものの2,3年前にそこそこTropical Houseが流行って(その少し前に近い系統の Romanian House が来そうであまり来なかったのは観測してる)、今年、国内のBGM販売サイトではTropical House作品を募集してますね。自分の中ではもう終了してるので今さら作る気もないのですが。
これとは話が別ですが、時代劇がTVから消えて久しい中、ラノベや漫画、ゲームの方面で時代劇をフィーチャーしたものが目に入るようになったなあとここ1年くらい感じていて、その影響なのか、和モノの楽器を扱ったジングルの発注が一時期集中しました。都合20個くらいは作ったかな。
意外と和楽器で「これ」という音源が無い。自分の国なのに。
Roland CloudのWorldにそこそこ和楽器いますね。だけど、ベロシティスプリットが極端に少なかったりで、いま欲しい感じの音ではないのです。
EXSに入っている琴も微妙に中途半端だし、HALionにもほぼ入ってないし、Kontaktにも何だか胡散臭い尺八が入ってた程度だと思います。EastwestのRAが、これも数年経っちゃってはいるものの、奏法のカバー率が比較的高くていいですね。
和太鼓に関しちゃBFD用のKabuki & Noh Percussionが今のとこ頭一つ抜けてる…かな(PRODUCTS – SONICA INSTRUMENTS(アーカイブ))。BFD3表示だとわかりにくくてしょうがない。あとこれ、Ableton LiveのライブラリーのJapanese Taiko Percussionとは別物なので注意。
和楽器に限らず、サラウンド対応やラウンドロビンなんかは端折って、広く色んな奏法などカバーしたライブラリーがあるといいなあと思ってます。EastwestのGoliath辺りが位置付け的に結構近いんだけど、これの後継的なもの見かけないのです。