メロディ、伴奏の補助プラグイン MelodicFlow

FeelYourSoundというメーカーから、コードを元にメロディと伴奏を補助する MelodicFlow なるプラグインが登場しました。
はたしてどんなもんかと10分そこら程度いじってみて、こりゃ何も知らずに触ってもわけがわからなさそうだなと思ったんで、少しだけフォロー入れておきます。

MelodicFlow
 MelodicFlow
MIDI FXメニュー
 MIDI FXメニュー
多すぎるスケールの選択肢
 多すぎるスケールの選択肢

手順と機能概要

Logicの場合の動作。
インストゥルメント(ソフト音源)トラックのMIDI FXスロットにMelodicFlowを挿入し、続いて音源スロットに何かしら音源を指定します。いや、ソフト音源の指定は後回しでもOK。
この状態ではMIDIキーボードやミュージックタイピング(画面キーボード)を弾いても音は鳴りません。
※Pass Notes ThroughボタンをOnにすれば音は鳴ります。
実はキーボードが2つのゾーンに分けられていて、左側のキーボードでまず和音を弾き、右側のキーボードで右手でフレーズを弾く仕組み。ギターのようなもんですかね。
キーボードの右側…結構高い音程の箇所になりますが、ここは白鍵で単音、黒鍵のC#とD#のとこで和音が鳴るようになっていて、つまり右手で白鍵のとこを何かしら弾くと勝手にメロディーっぽくなりまっせ、ということのようです。
もちろん常時左手でコードも押さえながら白鍵だけとはいえ右手でも何かしら弾くというのは、極端に便利になってるわけじゃないですよね。だから、左手部分は先にDAWに打ち込んどく、そんな使い方になるはず。
と、以上が主だった機能で、これを把握するのに意外と時間を費しました。

パフォーマンスモード

7種類のパフォーマンスモードについては、それを切り替えたときのウィンドウ中央辺りの鍵盤のインジケーターで見るとわかりやすい。
Chordsのときは左手のコードで押さえられている音程だけが右手白鍵で弾けるようになり、Scaleのときは左手のコードで押さえられている音程に加えて、ModeとScaleで選択した音程も弾けるようになります。(safe)は無難なペンタトニック(5音音階)との掛け合わせになります。
集合論がわかる人は合併と交叉の違いが選べると考えるとよいかと。

将来性には期待

良く出来てますが、個人的にはこれでもちょっと難しいんじゃないかと思いました。キーとスケールを知らないと使えないような気がします。10分程度のお試しじゃわからない便利機能あるのかもしれませんが。

Transposer
 Transposer

ちょっとだけ口を挟むとすれば、苦手な人はまず黒鍵をなるべく使わない、いっそ全部Cがキーになるような曲(つまりドミソの和音で曲が最も違和感なく終わる形)でMelodicFlowを使うようにして、キーを変える必要が生じたならMIDI FXにあるTransposerを使ってキーを変えること(リージョンインスペクターやトラックインスペクターのトランスポーズを使うとMelodicFlowのキー配列も変わってしまうので)。

効率上げるためにTrack Stackしてノート情報を共有することもできますが、オーディオ出力を整理するためにふだんTrack Stackを使っている人にとってはかえってややこしくなりそう。
なお、スクショ見てもわかるとおり、Track StackのサミングスタックにはMIDI FX用のスロットがないので(なぜ…)そもそもMIDI情報の共有用途にはあまり向いていません。僕はその用途で使いますけどね。

Track Stackして共有する
 Track Stackして共有する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です