May 20 – 26 【週間まとめ】
明日早朝に引っ越しで、明後日午後にネットの切り替えなので2,3日は更新止まります。スマホから更新する気はない。
Superboothが終わったとたんに新しいソフトのニュースが相次ぎましたが、拾って取り上げたのは一部。取り上げなかったのは自分自身がさほど興味をそそられなかったもの。
5/20
5/21
Rosettaモードでの起動おっそい問題はLogic 11の記事と切り離しました。
その後Redditユーザーの訴えにAppleが「担当部署に伝える」と返してきたらしく、早ければ次のマイナーアップデートで修正されるのではないかと予測。言うまでもないがLogicの問題なので、他のDAWをRosettaモードで動作させた場合にはSilicon非対応のプラグインは正常動作します。
Air Studios ReverbのNFRを頂戴し、動作確認後𝕏に感想を流した通り、思っていたより手応えがあります。
調整するパラメーターによっては再計算のタイムラグがありますが、特に距離感の違いに伴う周波数分布の変化と、ステレオ幅を調整しても一定の成分のステレオ感が残る部分にリアリティを覚えます。ひとえに数か所におよぶIRをまとめたVPT手法の性能が思いのほか高いのでしょう。
リバーブレータは決定的なもの1つ持っていれば充分って考えに自分は否定的なのですが、そう考える理由が初めてわかった気がします。VPT同様に複数箇所の適切なIRを統合する手法を使えたなら、幾つものホールのIRを収集するより効率よく適切なリバーブを得ることができるはず。
5/22
面白いソフトであっても、インターフェースや導入ガイダンスが不十分であったなら人は寄り付かなくなる、タイパとはそういう意味なのだろうと感じます。
雑記
グリーンノイズ
Bobby氏のブログでグリーンノイズを初めて知りました。バンドパスノイズの一種ともいえるでしょう。サウンド的には川の流れる音に近い。
以前書きましたが、日本の人が川の音といって思い浮かべるのはチャパチャパいうせせらぎ(stream)の音で、そのノリで海外製の効果音ライブラリーを”river”で検索すると結構な急流の音が引っかかります。同様に波の音で検索すると潮騒(creek)でなく岩に激しく打ち付ける波濤の音が、風の音で検索するとそよ風(soft wind, zephyr)でなく強風の音が、雨の音で検索するとしとしと雨(drizzling)でなく豪雨の音が引っかかります。なので、ここでいう「川の流れる音」はサラサラでなくゴーという音。
ビニールをくしゃくしゃにすると、胎内で感じる母体の血流の音に近くて、赤ちゃんがすぐ寝付くとか。ググると、苛立ちが抑制されて寝付きもよくなるなどと記されるとともに、昨今話題の基本周波数432Hzと結びつけた記事もガバガバ引っかかります。こうしたオカルティックな話題は引きが強いせいもあるんでしょうけど、あまり安易に受け取らないほうがいいと思いますね。