Angelic Vibes “Nocturnal”
Angelic Vibesから、ローファイミュージックに最適なフィルター、Nocturnalがリリースされています。
画面が暗すぎて何がなんだかわからないので、調整版のスクショを載せます。
動作しない? インストールすらされてない?
デモ版のせいか、スクショに見えるようにプリセットはNight in Tokyoのみ。
マウス操作可能なのはノブのみで、下部の4つの表示(filter type, subtle clarity, stereo field, reverb type)は押せどもドラッグすれども反応せず、ならばとコントロール画面を確認するとインターフェースと対応してない。
ならばVST3だと正常動作するのかもしれない、とAbleton LiveやStudio Oneを起動すれどもプラグインのリストに上がってこず、システムのオーディオプラグインフォルダを見るとインストールすらされていない。
「どうすればいいんだ、これ…」と久々に困り果てましたし、ユーザー側の問題でないとしたら、さすがにこの状態で有償でリリースする度胸がすごいな、と。
なお、フィルターのかかりはなかなかいい。コンプレッション内蔵のためクリップの懸念もなし。ノブを操作したり、オートメーションするとフランジング効果のようなものが発生しますが、これはどこに起因してるのかちょっとわからず。
フィルターノブは中央値から左で一般的なローパス、中央値から右でサチュレーション気味のローパスになります。
重いグラフィック負荷なりにもキビキビとした効果を発揮するFluxのリリース以降、Angelic Vibesは私の期待するデベロッパーの一つなのですが、本ちゃんもこの出来だったらかなり悩ましいですね。
金を取るに値するものになったら、改めてレビューしようと思います。