マニュアルにも一応あるけど、まとめときます。手順を細かくは書きません。
「こんなのもあるよ」などあれば、メンション歓迎。
目次
オートメーションの選択
たびたび書いているので割愛してもよかったが。オートメーション表示中、プラグインのノブを触れる/少し動かすとオートメーションパラメータが自動選択される(ミックス>Readモードでオートメーションパラメータを自動選択)。ここで反応しないものはオートメーション不可。
ただし、プラグインウィンドウを「コントロール」に変えたり、まれにSmartControl経由で設定できるものも。
複数のパラメータを表示(ピアノロール不可)
左下端の>ボタン。さらに増やすにはマウスオーバーで表示される+⃝ボタン。
使用中のすべてのオートメーションパラメータを表示するには、>ボタンをoption+クリック。
オートメーションのドラッグ&コピー
範囲選択後のオートメーションのドラッグ&コピーは、原則としてマウスクリック後にoption+ドラッグ。
オートメーションのミュート(一次的な機能停止)
トラックヘッダのオートメーションパラメータにマウスオーバーして表示される電源ボタン⏻をクリック。
微調整
control+ドラッグでだいたいは微調整が可能。上下方向のみ。
マウスクリック後にcontrolを押すほうが操作しやすいかも。
垂直方向を制限した制御点選択
デフォルトは水平方向の制御点選択のみだが、optionキーを押しながら範囲選択すると、垂直方向も制限した範囲選択(つまり画像編集等で一般的な範囲選択)が可能。
まとめて(垂直方向に)調整
オートメーション表示中、トラックヘッダのトリム値で、選択中のオートメーションを一定比率でまとめて上下に移動可能。option+ドラッグで、最小値最大値のリミッター解除しつつ移動可能(ベロシティの一括変更と同じ)。
マーキー(ピアノロール不可)
オートメーションの値をしゃきしゃき変えるには、リージョンをチョキンと切ってリージョンオートメーションの値を変更するようにしてもいいが、マーキーを使うともう少し自由。
ツールメニュー(設定によるが、うちではescボタンで表示;標準はTキーかな?)のマーキーツール(’R’)を選択して範囲選択後、ポインターツールで値変更。
ポインターツールを変更したくない場合、shift+option+controlで範囲選択すればOK(クオンタイズなくていいなら)。
マーキー風(ピアノロール)
shift+option+controlを押しながら範囲選択すると制御点が書き込まれる(マウスクリック前にキーを押すこと)。これを上下にドラッグすればマーキーを使ったようなオートメーションカーブが描ける。メインウィンドウでマーキーを使用したときのようなグリッド吸着は行われないが、イベントウィンドウで制御点をクオンタイズかけられる。
このとき選択中の2つの制御点を、shift+optionを押して水平方向にドラッグすると、水平方向への制御点の拡大縮小が行われる。
キーボードを使えるので、スナップオートメーションをOn/Offしたりするよりはストレスにならない(はず)。
また、option+ドラッグで制御点をコピーする動作でも、値の急激な変化を描くことができる(既報)。
オートメーションカーブの形状変更
control+option押しながらオートメーションカーブを上下ドラッグ(凹凸)または左右ドラッグ(S字)でオートメーションカーブの形状を変更可能。
オートメーションカーブツールも当然有効。
オートメーションカーブを階段状に形状変更
control+shift+optionでカーブをクリックすると階段状に形状が変更。
オートメーションカーブツールを選択時(⌘+クリックツールでの選択時も可)なら、カーブ部分をoption+クリックで階段状に形状変更。
オートメーションの反転
中央値”0″を持つパラメータ(パン以外に何があるだろう…?)に限っては、範囲選択後に上下にドラッグすることでオートメーションカーブを反転させることができる。
中央値”0″を持たないパラメータ、たとえばSoloやMuteなどのオートメーションを反転させるには、決してスマートな方法とは言えないのと、いちどアンドゥすると上手くいかないなど、あまりオススメしない。
- 該当するリージョン(群)を選択して、
- もしトラックオートメーションなら、リージョンオートメーションに変換(下図左端)
- 該当リージョン(群)と該当オートメーションを選択して(下図中央)、
- MIDIトランスフォームを下図右端のように設定して実行
- トラックオートメーションに戻したいなら、(1)の逆コマンドを適用
リージョンのコピー時の通知がウザい
作り込みが進んでくると、リージョンのコピー時に「オートメーションをコピーしますか」を毎回聞かれるのがウザくなってくる。キーコマンドに各設定および、トグル(上図矢印)があるので、キーコマンドまたはTouch Barを使うようにすると多少ラク。
残念ながらこの設定値はモニタリングできないので、場合によってはアンドゥ回数が増えてしまうことになるかも。