本日4つ目の記事更新は、United PluginsのDropkick。こちらはUnited Plugins傘下のJMG Soundのものですね。時たま面白い角度から攻めた製品を出してくるデベロッパーです。
昨日の時点では本製品に限らずデベロッパーのサイト全面的にデモサウンドが聞けず、お試し版のダウンロードも面倒だしスルーするつもりだったのですが、先ほど聞ける状態になってはいたものの何をするソフトかがわからないんで、この機会にお試し版で確かめて日記に記しとくかと、そういう流れであります。
結論としては、これを必要とする方、必要とする場面もあるでしょう、てな感じ。
Logic上では、サイドチェーンから受け取った信号のトランジェントをトリガーとしてオシレータを鳴らすという、MIDI制御エフェクト(インストゥルメント)としてロードします。要するにトランジェントを発するトラックをソースとしていれば何でもいいので、もしDropkickの出音が気に入ったなら、テーブルを叩いた音やビートボックスをトリガーとしてDropkickを鳴らしてもOKってことです。
ある程度、Logicの純正環境でできるので、人力で行いたい方はこちらをご参考に。
出音に関しては製品ページのデモを試聴していただくとわかる通り、わりとバリエーションが出せるようで、もしかすると変にドラムシンセ(キックシンセ)の類いを導入するよりも重宝する可能性があります。自分の印象としては、VitalのPhase DispreseやIcarusのLaser Punchのような、速いとZap音、遅いとジリジリうねっていくような効果をもたらすPhase Warp機能が面白いと思いました。