Logic Pro : Replace Drum Track 用法まとめ

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Logic Pro Xの Replace Drum Track (ドラムトラックの置き換え)の用法

こういうパラのレコーディングがあったとする
 こういうパラのレコーディングがあったとする

たとえばこんな感じでパラでもらったドラムのトラックがあったとします。
実際には、トリガーを拾えればいいのでドラムトラックじゃなくてもいいんですが、ひとまず除外して話を進めます。

元となるドラムトラックだけ先に紹介しますね(サウンドメイク済み)。

さて、Replace or Doubleの順当な活用方法は幾つかあって、よく使うのはバスドラの低音補強。

先ほどのドラムトラックでバスドラだけだとこんなサウンド。

手順

「ドラムトラックを置き換え/ダブリング…」はTrackメニューにある
 「ドラムトラックを置き換え/ダブリング…」はTrackメニューにある
「ドラムの置き換え/ダブリング」の設定画面
 「ドラムの置き換え/ダブリング」の設定画面

トラックとリージョンを選択した上でReplace Drum Trackの機能を呼び出します。
レコーディングされた音量レベルを目安に、拾うトリガー信号のレベルを設定し、ReplaceかDoubleを選びます(信号元のトラックがミュートされるかされないかだけの違い)。
よくわからんって場合はいちど試してみるといいです。
簡単にいうと、音量がどのくらいのレベルになったときにこの機能が働くかを決める段取り。

こうして別のLogic純正のバスドラの音を”全く同じ”タイミングにDoubleすると、こんな風にEQなんかを無理に調整することなく低音補強ができます。

ES2なんかに後で差し替えてもOK
 ES2なんかに後で差し替えてもOK

活用

デフォルトだとLogic純正のドラムの音色が提示されますが、もちろんシンセ音色が鳴るようにしてもOK。
ES2を図のように設定してDoubleで鳴るようにすると、ジャジーなバスドラの音になります。

実は元のバスドラのレゾナンス(共鳴の周波数)が100Hz辺りにあって好みでなかったためEQでカットしていました。
100Hzより低い帯域に音の中核を作ってやるために、トリガーでES2のを鳴らす仕組みにしたわけです。
言い方は悪いけど、音を捏造してしまったことになります。

ドラムの各パーツをそれぞれトリガーで鳴らすことも可能。

EnveloperやTransient Designerを使う代わりに、チョップ(裁断)した楽器のリフをトリガーに5msecくらいのノイズをトリガーで鳴らして、最近よく聞くスパーキーなサウンドを作るのも悪くはないですね(あまりうまくいかないけど)。
また先に記したように、ドラム以外の音でも当然同じ処理が可能。
ただ、お察しの通り、立ち上がりの遅い音は反応が悪いです。