Davisynth “Ripple Delay” – タップディレイを揺らす

Davisynth “Ripple Delay”

今週は新着多いな、ホントに。
DavisynthからリリースされたRipple Delayは、個々のディレイタップを独立して変調できるディレイマシン。フリー版とプロ版があります。ダウンロードがちょっと重いですかね…。

情報

  • Windows, macOS対応
  • VST, VST3, AU, AAX, スタンドアローン
  • 定価$99、イントロ価格$24(〜6/30)

Windows版はインストーラがマルウェアと認識されてしまうそうで、Manual InstallをクリックしてINSTALLATION.txtに従ってインストールしてくださいとのこと。

機能、操作感

フリー版のダウンロード待ちの間、というかダウンロードの失敗がひたすら続き、頭にきたので諦めて、無事ダウンロードが完了したPDFのマニュアルを見ていたんですが、正直これじゃよくわからん。

Ripple Delay: Motivationの4:53辺りから簡単なデモンストレーションが見られます。
各ディレイタップのカットオフ周波数、バンド幅、音量、パン、ディレイタイムに対するオートメーションであり、要するにフィードバックという概念は排されているように見受けられます。左下にはシーケンサーのようなものも。
実際に触れてみないと、どのように効果を発揮するのかわからないので、記事として記せるのはここまでが限界。

無事ダウンロードできて動作を確認して、追記するような要素があれば、のちほど本記事に追記します。

追記: Safariだとダウンロードできたので、機能について追記します。ただしFree版だとかなり機能が限られるのと、ダウンロードのトラブルでイラついたせいもあり辛口な内容になる点、ご了承ください(Amazon等における製品レビューで配送について文句を言うようなもんだが)。

まず、ぱっと見でわかりにくい左下のPatternにおける、大きな▢と小さな▢の違いは拍の表と裏くらいの意味で、たとえば各チャンネルへのクロスフィードバックの有無みたいな意味はありませんでした。これらマウスクリックでの編集時、ドラッグでまとめてOn/Offを切り替える(裏返す)ことが可能。裏拍に当たる部分のみ切り替えるのであれば、いちど▢の上部をがっつりドラッグして、再度▢の下部をがっつりドラッグすれば裏拍のみOn/Offの状態を切り替えられます。便利かというと少し疑義がありますね。

AutomationとRippleについては、要するにAutomationがLFOで、RippleがAutomationに対するLFO(たしか何か名前があったはず)というふうに自分は解釈しました。ただしFree版なのでこれがどれだけ効果的に機能するのかがよくわからない。
揺れのあるタップディレイとして使用するならFree版で充分ですが、3連符、プリセットの選択、保存、読み込みが効かないこともあり、Pro版に今ひとつ興味をそそられない点が残念に思いました。

全体的に、インターフェースのデザインがすっきりとしていて好感が持てたのですが、ボタンを押しても数値の表示が切り替わらず、再度押すかフェーダーに触れてやっと表示が切り替わるみたいな挙動が少し気になりました。
またCenterやAmount, Phase等のフェーダーは、下から上に上げる、つまり値を上げることで太い線が描かれていて、おしゃれはおしゃれなんですが、範囲指定に見えちゃいますかね。