イギリスで10/6から開催されているSynthfest 2018で、Webブラウザ上で動作可能となったバーチャルインストゥルメントが紹介された、とSonic State.comが報じています(Synthfest 2018: Web Audio – Virtual Instruments In The Browser)。
Web Audio Modules | community site(https://www.webaudiomodules.org/) で実際の動作を体験できます。
サクサク動くぜ!と言い難い場面はあるものの、音質もMIDI鍵盤からのレスポンスもとても良好。
とりわけTAL-NoiseMakerはモノラルながらリバーブ感も備わっていてなかなか雰囲気があります。
これなら普通のAU/VSTバージョンをゲットしてインストールしちゃおうと思ったくらい。あ、フリーじゃん、NoiseMaker。
- Web Audio Modules | community site(https://www.webaudiomodules.org/)(TAL-NoiseMaker)
- TAL Software
- Web Audio Modules | community site(https://www.webaudiomodules.org/)(OBXD)
- Obxd Synthesizer – Emulation of famous OB-X, OB-Xa and OB-8 synths
- Web Audio Modules | community site(https://www.webaudiomodules.org/)(DEXED)
- Dexed
思う壺というか、Web Audio Modulesの中の人も「何日かで使えなくなっちゃうデモ版よりも、Web Audio Modulesを通じて販売促進してくれたらよい」と考えているそうです。
MacのAudio MIDI設定でIACドライバをオンラインにし、Macのサウンド設定でSoundflowerを出力に設定し、Logicに外部MIDIのトラックを作成してIACドライババスを設定、Logicのオーディオ入力にSoundflowerを設定してWeb Audio Module上の音源をシーケンスデータとして鳴らしてオーディオ録音できたこともついでに報告しておきます。
まだまだ複雑なシンセサイザーの再現は難しいかもしれませんが、より手軽に扱えるようになるなら歓迎しないわけにはいきません。