United Plugins “Randomachine”

United Plugins傘下のSoundevice DigitalからRandomachineがリリースされています。
機能、操作感
仕組みとしては、トランジェントを検出する度にFORMANT, PITCH, TIME, DISTORT, PAN, AMBIENCEのパラメータが切り替わり、入力された信号のバリエーションを作成するというもの。
プラグインとしての動作になるためバッチ処理ができるわけじゃないのですが、DAWがオフラインバウンスに対応しているなら、結果似たような処理を行えるのではないかと。DAWをわざわざ起動するのが若干鬱陶しいですが。
活用場面としては、バリエーションを必要とする音効素材(動画でも見られる拳銃の射撃音のほか、打撃、爆発、拍手、靴音など)の作成に最も向くのかなと。タイトさを必要とする楽器音や、イジるとすぐバレる実在の生物の発する声には向かなそう。
こうしたアルゴリズムは、たとえばゲーム界であれば開発ソフトに組み込まれていると思われますが、あれも安いものではないので、そこまで資金に余裕のない開発者にとってはこういったソフトのほうが好都合なのかなと思います。