Tone Empire “TF-72a” , etc.

Tone Empire “TF-72a”

忙殺されてる間に2,3日経っちゃいましたが、Telefunkenのチューブプリアンプのエミュレーション、TF-72aがTone Empireからリリースされていました。
AIでなくニューラルネットワークとディープラーニングって表現に改めたっぽいですね。着々と製品技術に活かしていて好感。

情報

  • Windows, macOS(Silicon対応)
  • VST3, AU, AAX
  • 定価$79、イントロ価格$39

Session Loops “Drumnet”

SESSION LOOPS社製 ソフト音源 「DRUMNET」の製品詳細情報ページです。

先月末にお目見えし、国内での取り扱いも開始されたSession LoopsのDrumnet。トライアル版を試したりなどできたので、レビューがてら取り上げます。

Generateボタンを押すたびに最大8つのドラムサンプル(サンプル長は400ms前後固定)が生成され、個々にピッチやゲイン、EG、ハイパス、ローパスなどを設定し、MIDI経由で鳴らせるというもの。キックやスネア、リム、ハットなどカテゴリーは8つのドラムパッドにそれぞれ指定できるので、ちょっとひねった使い方も可能。
シーケンスパターンは自作したりプリセットを使用でき、Note Repeat(ディバイダ)、ベロシティなど16または32ステップぶん指定できます。

少し残念なのは、今のバージョンでは複数のパターンを記録して再生時に切り替えながら鳴らすみたいな、一般的なリズムマシンやシーケンサーのような使い方ができないこと。とはいえ作成したパターンをMIDIやオーディオデータでDAWに書き出して好きなように編集できます。なので、シーケンサー部分は、こう打ち込んだらどう聞こえるかのプレビュー用途と考えたほうがいいかもしれません。
また、ドラムサンプルの再生長がさすがに短すぎ。サンプルインポートにも対応していますが、長いサンプルをインポートしても400msに切り取られてしまうので、再生用のシンプルなサンプラーと考えるのも無理。生成される音がいいのに再生長で縛られるのはなにか理不尽な感じがしますね。

情報

  • Windows, macOS(Silicon対応)
  • AU, AAX, VST3、スタンドアローン
  • 定価$99、イントロ価格$69、サブスク$5.99/月

AvidがSTGの一員に

Avid Technology Acquired by STG for $1.4 Billion In Cash

After weeks of speculation Avid today announced that it has entered into a definitive agreement to be acquired by an affiliate of STG in an all-cash transaction valuing Avid at approximately $1.4 billion. We have the details.

たびたび噂されていた、ProToolsをはじめとした資産を持つAvidの身売りですが、STGからの買収を受けたようです。Avidの名前は残るのではないかと推測。ただ本年いっぱいをもって非上場企業となるらしく。
PEパートナーによる買収では、一般に経営指針への口出しってよりも資金運用に対してテコ入れがなされるそうで(聞きかじり)、それを聞く限りではAvid製品愛用者への直接的な影響はなさそうに思えますが…、どうなんでしょうね。

Hip Hopの歴史がデザインされたポスター

My Modern Metで、Hip Hopの歴史をBoombox状にデザインしたポスターが紹介されています。だいぶ拡大しないと読めないのですが、わかる人にはわかるんでしょうね。

むかし、我が家にこんな感じの細かいイラストの描かれたジグゾーパズルが壁に飾られたことがあったのを思い出しました。1000ピースくらいだったかな。