雑記帳 230805

金言ポルノ

雑記
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どれだけ相手とわかり合っているかにもよりますが、金言や座右の銘の類いは自分に対して掲げることこそあれ、他者に対して適用するべきでないと自分は思っています。自戒を込めてだけど。

よく言われる言い回しに「神は超えられない試練を与えない」「石の上にも三年」なんてのがありますけど、既に辛抱してるだろう人に辛抱しろって言う時点でコク(酷)。
この、既に辛抱してるだろうってのは、既にこの言い回しを知っていて今の状況に適用しようと挑んだはず、って意味。だから相手にとっては既に「知ってるし、挑んだけど現状がそれで済むレベルじゃない」段階なんですよね。つまり今更感。という意味ではこの言い回しをまだ知らない人にとっては無為じゃないでしょうけど、いい大人に言うものじゃなかろと思います。

これらは、そうした大局を評してそう言う、と形容でなら使えそうだけど、そうでないなら金言発する俺カッケエでしかないでしょう。

SoundCloudのサブスクを終えた

書き忘れてました。この数年、試聴する以外で特に使っておらず、もはやサブスクの意味ないので停止して無料版の状態になりました。なので、もしかしたら過去曲が消えたりするかもです。あ、でも数ヶ月分先まで支払っちゃってるかもな。

今年に入ってOutputのArcadeのサブスクも停止しましたし、日常的な音楽制作から徐々に距離を取り始めてる感じですね。
代わりに何かを始めたってわけでもないのですが、しいていえば情報管理が仕事の中心になってきて制作への関心がますます薄くなってはいます。
このサイトの更新に関しても、義務感を感じてまでやることじゃないなと思い始めていて、必要に応じてたまに更新する程度でいいのかもなと。

不要を削る

ってのを耳にするけど、じゃあ何を基準に不要と考えればいいのかっての、あまり語られることがないですね。
流通用の音楽として不要となる要素と、自分の音楽として不要となる要素は違うんで、一緒くたに考えないほうがいいだろうとは思います。

基本的な考え方として、そのトラックをミュートしても大勢に支障ないなら不要と考えていいでしょう。
また厚みを加えるためのトラックってのがありますが、果たして厚みがホントに必要かは自問したほうがいい。少なくとも不安の現れとして厚みにしがみついてしまってるのなら、本来不要なはず。特にボーカルのダブリングなんかはそう。アラが目立つのを誤魔化すためにダブリングするより、アラが出ないように訓練するほうが建設的だと思うんですけどね。

自分は裏メロも合いの手もわりと好んで曲に突っ込んじゃうんですが、あまりこれは同時に出現しないほうがいい。でも、もし同時に出現させるなら十中八九、フレーズはだいぶ時間をかけて練る羽目になるはず。自分はそこに充分な時間をかけてこず、失敗したなあと思ってます。
といったところで考えてみると、最低限、自身で聞いて散らかって聞こえるものは整理を要すると考えるべきなんでしょう。もちろん散らかり具合の好みなんて人によります(つまり個性の一つ)。
セリフやSEなども交えてあえて散らかって聞こえるものが好まれた時期もあるのですが、さすがに猫も杓子もそうなり過ぎて巷は食傷気味。

尖ってないリードシンセ音色を作る

考えをまとめるためのようなメモです。

いろんなシンセ方式があって、ほとんどの場合、シンセ(合成)すると倍音が増える、つまり尖った音色になるんですよね。
で、シンセ自体の能力が高いほど、高域がきちんと出力される。つまり尖った音色が尖ったままで出力されます。
今のほとんどのソフトシンセにおいて難しいのは、尖ってない穏やかな音色だけど高域に存在感が残っている(リーク)ものや、尖っていてもいい具合に高域が削れて耳に痛くない音になっているもの。

尖った部分を削ぎ落とすのは現在ほぼフィルター一択。それじゃあ、フィルターでどれだけ音色のバリエーションを膨らませられるのかというと、まれに(MIXバランスでなく)高域をリークしてくれるものや、少しドライブがかかってくれることで高域を派生してくれるものがありますが、基本的にフィルターとはきちんと効いてくれることが是とされているので、フィルターおよびそれに付随するコントロールのバリエーションを超える音色が生まれることはほぼありません。

時間が来ちゃったので、そのうちまた続きを書きます。