最近暇に飽かして見ているYouTubeでのDave Pensado氏によるチュート。ここではDave氏が自分自身がだいたい毎回やるとしている5項目。最後に自身も仰られてますが、めいめいの5ヶ条みたいなもんがあると思います。彼の場合はこう、という話。
- ボーカルトラックに関してはチャンネルストリップを使う。質感調整には最適だ。
- ドラムに関してはパラレルチェインで処理する。
- 幾つもの優れたソフトウェアも使うが、ハードウェアも活用する。
- ボーカルにごく浅いコンプレッサーをかけて音質を制御し、ボーカルの扱いを決める。
- IRタイプの空間再現型Reverbもいいが、Bricasti Reverbも使う。
プロデューサーやエンジニアとの対談動画も含めると現在YouTubeのPensado’s Placeには237本に及ぶエピソードが公開されています。初歩的な技術やトリック解説とはいきませんし、なにぶん英語(滑舌もよくはないので、closed captionをonにしてもかえってわかりにくかったりする)なので耐性のない方には少々キツいかもしれません。また海外と日本じゃ定番技法も異なりますんで必ずしも鵜呑みにできないとこではあります。が、ただ見てるだけでもハッとさせられる面はきっと多く、誰かが翻訳してくれるのをぼーっと待つより先に脳みその固化を予防できると思いますんで、お勧めしたいなと思った次第。