Omnisphere 2.6 で新しく加わった音色
音色数としては1600個ほど増えたそうですが、
Omnisphere 2.6 includes a stunning new “Hardware Library” with over 1,600 new patches created by Eric Persing and the renowned Spectrasonics Sound Development team.
Omnisphere 2.6 includes a stunning new “Hardware Library” with over 1,600 new patches created by Eric Persing and the renowned Spectrasonics Sound Development team.
総数が14,000と変わっていません。そんな気にするコトでもないけど。
Includes over 14,000 sounds!
Spectrasonics – Omnisphere 2 – What’s New (Wayback Machine)
Includes over 14,000 sounds!
Spectrasonics – Omnisphere 2 – What’s New
インストールに関しては、特にMac環境の方、くれぐれもDAWやスタンドアローンのOmnisphereアプリケーションを終了してからインストールしてください(もちろん、Omnisphereのインストールに限った話ではありませんが)。
Spectrasonics社製品のabout画面はインストール/アップデートに失敗しても成功したていでバージョン表示をする仕様になっているようで、失敗に気付きにくい。僕は上のリストを見て気付きました。
つまり、過去のインストール/アップデート失敗に気付かぬままアップデートをしていると、そのときのバージョンからアップデートをかけ直さざるを得ないケースがあり得ます。最悪クリーンインストール。
ひとまず上の赤いセルで示したpatchやsoundsourceが手元のOmnisphereで表示されているかご確認を。
たしか2.5のバージョンアップからは複数のアップデータをまとめてダウンロードできるようになった(そのせいでインストール時にDAWやスタンドアローンアプリの終了を忘れやすくなるともいえる)と思うんですが、インストールし直す場合には旧来のようにWebにアクセスしてダウンロードし直す必要があります。
インストール順はSound Source Library、Patches、Softwareの順。Softwareを最初にインストールしてたぶん大丈夫だと思います。
D-50系の音色について
SoundSourceの表を見ると、意外なことにD-50は実機の出音をサンプリングしたもののようです。
せっかくなので、Roland Cloudで聞けるD-50のStaccato Heavenの音と聴き比べてみましょうか。
機能追加
上記以外はアルペジエイターとハードウェア対応だけですかね。何か気付いたらこの記事に追記するかもしれませんが。
Spectrasonics “Omnisphere 2.6” リリース近し – makou’s peephole
こんな出で立ちになってます。
Tone2のソフトシンセ内蔵のアルペジエイターと似たような感じで、ただ、Swingかけた場合にもきっちり反応してくれます。本来かくあるべき。
アルペジエイターがOnのものとOffのものとを並べるとこんな感じ。
||||のマークのStep Dividerが、音符を2〜4分割して鳴らす機能で、地味にこれは嬉しい。
なおかつ、Swingをかけても美しく分割されるので、僕がたまにやるようなグリッチ気味のUK Garageもこれでしっかり打ち込めますね。
転回型(Inversion)やポルタメントについても同じオプションの中で指定しなきゃならないのが残念なところで、つまりStep Dividerと転回型を共存できない。
ひとまず、2.6からのOmnisphereの機能を手っ取り早く体感したいってときはMULTIのモードを味わってみるとよいかと思います。
言うまでもなく既にお持ちの方にとっては無償アップデートなので、気軽にアップデートしちゃいましょう。