SONGEN : AIによる音楽生成

この日記でもAIを使用した音楽関連ツールを何度か取り上げてますけど、MusicTechが新しく紹介しているのは Songen 。
ユーザーがジャンルなど指定してやると10個ほどざっくりしたものが生成され、その1つを選んで微調整を加えてMIDIや2ミックスをエクスポートできる代物とのこと。

Songen is an app that uses AI to generate royalty-free music for content creators | MusicTech
Songen is an app that uses AI to generate royalty-free music for content creators | MusicTech

アプリ自体は無料で、アプリ内課金があるとのこと。
今とりあえず試しにざっと使ってみただけなのでちょっとわかりませんが、スクショに見える限りだとエクスポート回数に課金が関わってくる可能性アリですね。

試してみて、クオリティ的にはこれまでのものとそんなに変わらない印象だったのですが、押さえるべき要点が押さえられてるとは感じました。ユーザーが何を指定できるかという部分ですね。
このソフトを通じてフィードバックが送られる気配はないので、これはこれで完成なのかな…?
ひとまず書き出したものは著作権フリーで使えるとのことで、なにかこう、動画などのメディア制作においてこれまでのBGM選定方法だと不便を感じていたなら、それを解決できる手段にはできるかも。

これはこれとして、MusicTechの記事中で紹介されている、Google Australiaによる、音楽制作の支援AIが興味深かった。動画は昨年11月に人知れず公開されていたらしい。

ざっと流し見しただけなのですが、歌詞のサジェストが個人的には響きました。といっても歌詞としてほしいのではなく、曲を作る上でのキーワード、もしくは作りかけの曲の断片を保存するときの仮題として。
曲作るときに案外いちばん時間かかるのがタイトルだったりするんですよ。