Softube “Vocoder”

Softubeからは Vocoder がリリースされてます。
ボコーダーも、以前から僕がこだわってるエフェクトの1つなんで、少しチェックは辛くなると思いますが、どうか。

現代的な、または先進的な、自由度の高いボコーダーを想定してると「おや?」ってとこですが、オールドスクールなボコーダーのHiFi版って感じで、80, 90年代頃のボコーダーを再現したい人には過不足なくちょうどいいように思えます。

起動初期の状態だとモノフォニックで、なんじゃこりゃ?と思っちゃいますが、これは左下のTranspose ChordのモードがOnになっているせいなので、これをOffって和音で弾いてサイドチェーン入力を適切に設定すれば理想通りのボコーダーサウンドが得られます。
Ableton Liveの純正ボコーダーやReasonのものと比べてもパラメーターが少ないほうなので、バリエーションには期待せずリアリティとして使うほうがいいのかなと思います。一方で、他のボコーダーに比べてコンプできつく音を潰したような圧迫感がほぼない(元のバンド数による解像度の問題があるので、「シルキー」とまでは言わない)ので、「ボコーダー使うと音圧上げにくくなるんだよなあ」的な心配は要らなそう。

既に品質の良い何らかのボコーダーソフトを持っている人にとって、上位互換といえる部分はHiFi感と、圧迫感のなさと、そのくらい。品質/再現度は掛け値なしに素晴らしいけど、自分がいま買うならこれではないな、と。いつも感想がこればっかりなのも良くないのだけど、飢えてるのは事実。

こちらは定価が$99(1万890円)で、イントロ価格が$79(8690円)となってますね。デモ版あるので試してから検討するとよいかと思います。