112dB Mikron Orbiter, Phaser

112dBのMikronシリーズに、OrbiterとPhaser登場。
以前、Compressorを試して購入した僕です。
うねり系エフェクターに乏しいプラグイン界隈に、60,70年代香るものを放り込んできました。

Mikron Orbiter

112dB Mikron Orbiter
112dB Mikron Orbiter

OrbiterはEminent 310 Uniqueを模したエフェクターで、Solina Ensembleの効果も得られます。
Solina Ensembleの独特な響きはこれまでにUVIのソフトやBehringerのハード、それとエフェクターとしてはOmnisphereの中で使うことができましたが、ソフト音源内蔵エフェクトではない単品のエフェクトとしては非常に珍しいです。
メーカーサイトのデモでも確認できるとおり、うねりが最小になったタイミングで音が紙一枚くらいに薄く聞こえる感じがしっかり出ています。
それでいて、深さ、ステレオ感、ミックスを調整できる余地を残してあるので実用性もあります。

OmnisphereのSolina Ensembleと、Orbiter、Native InstrumentsのChoral、あとLogicのPedalboardでHeavenly Chorusを3枚重ねた効果を並べてみます。

Solina EnsembleとOrbiterは高域がいい具合に削れますね。
Heavenly Chorusの3枚重ねは思ったより面白い効果が出ました(Brightをオフにしてる)。
シンセストリングスだけではなく、ギターやボーカル、コーラスパートにかけてみてもよさそう。
味に特徴があるので使う場面は選ばないと変に目立ってしまう恐れはあります。

Mikron Phaser

112dB Mikron Phaser
112dB Mikron Phaser

PhaserはSmall Stone Phaserを模したとのこと。
Orbiterもそうですが、モデルとしたエフェクターの見た目を一切真似る気なし。漢。
一般的なPhaserはハードウェアのものに比べると圧倒的に効果が薄く、設定も少なく、特にレトロサウンドが好きなギタリストは不満を抱えることが多かったはず。
ついにですよ。サイケデリック時分のもや〜ん、とろ〜んとした効果が得られるようになりましたね。
Feedback、Mixってパラメーターじゃないんですよ。あれらはイジっても「ふぅ〜ん」としか感じられないじゃないですか。

今の人からしたらいずれも味が濃いというか、古臭いって印象になりかねませんが、物は使いようって言葉があるように(HOWTOに従うばかりでなく)発想で人を驚かせられる人はいるわけで、その象徴的位置付けのものと言えます。

Orbiter、Phaser双方とも正規価格$39がイントロ価格$29となっています。
Demoを使うにあたってはDemo用のライセンスキー(xml)が必要なので適宜メールアドレスをDLページに記入のこと。

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