エフェクトのステレオ感に関するちょっとした実験

ソースの音はTone2 ElectraXのピンクノイズ。いちおう音量にご注意。

「完全モノラル」は左右で完全に同一のピンクノイズが鳴っている状態。
「左右で別発音」は、左右独立してピンクノイズが生成されて鳴っている状態。はたしてこれを厳密に「ステレオのピンクノイズ」と呼んでよいかは微妙(左と右とで別の値が存在していることになるので)ですが、面倒なのでこれでよしとします。
その後の3つは上の「左右で別発音」をソースとしてイメージャーでステレオ感をいじったもので、3はLogic純正のImager、4と5はOzone8のImagerを使用してます。Ozone8のImagerの設定値は秘密(どこかに書いた気もするけど)。

あくまでこのピンクノイズのデータに対しての結果ではありますが、自分が好きなのは5の広がり感です。ナチュラルな感じがするので。
でもナチュラルに聞こえることと楽曲トラックとしてこの設定値が望ましいかは別。
※基本、こうした配慮を行う必要があるのはシンセ音色についてのみ。理由は割愛。

それで。
うねり系エフェクトのステレオモードって、ほとんどの場合、LFOが左右逆位相で、(ドライ音が中央定位であっても)ウェット音が左右きっちり分離して聞こえちゃうんですね。あまり好きではない。
そもそもうねり系エフェクト自体がナチュラルな存在ではないのだからそのナチュラルさを気にする必要はないとも言えますが、でも、これを多少なりとも緩和できるのか試してみたいとこ。
こちらの元のノイズは先ほどの3。

最初の1つ以外はほぼ同じに聞こえますが、4が比較的好みかな…。馴染み具合というか。
わかりにくい書き方になりましたが、4と5は、元トラックは元トラックで出し、0db送ったセンド先のうねり系エフェクトを調整したもの。

もちろん楽器や曲のアレンジ、そのエフェクトの特性や特質にもよりますし、うねり系エフェクトをアーリーリフレクションで散らして馴染ませるみたいな手法もあるので、この時点でアレがいいとかコレが理想とか言っても始まんない。
ただ、願わくば、やっぱりうねり系エフェクトの仕組みの中にもう少しステレオ感を調整できるパラメーターがほしい、とは思いました。

おまけでもう1つ。

あ、これいいかもしれない。文字化けしてますが、Midを80%Wet、Sideを30%Wetでインサートしてみたもの。

ちなみにLogicでこのようにデュアルモノでうねり系エフェクトを挿入してMSでなくLRのモードにしておくと、結果、エフェクトだけモノラルの状態でかけられますね。うねりエフェクトだけモノラルでほしいとき、変にチャンネルいじらなくて済んでラクかも(もちろんBusをモノラルにする方法もある)。

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