Mar. 4 – 10 【週間まとめ】
先週はAbleton Live 12など話題が多々あったんですが、少々手一杯なせいもあって記事にしたためませんでした。
下の「その他」で、かつてのdel.icio.usのdaily postのように列挙します。
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下のSoundiron製品のNFRをチェック時に感じた、「音は素晴らしいがメモリ圧迫が辛い」系のライブラリーの起動時のロード待ちにどう対応するか、あれこれ考えたもの。大まかな結論としては初回起動後にパージして保存し、次回以降を軽量化する他ない。
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その他
- FL Studio partners with Native Instruments on new plugins
NI周辺が頑張ってます。 - XユーザーのSonnoxさん: 「We have received reports of an issue with yesterday’s macOS 14.4 release on Apple Silicon Macs. This issue affects all manufacturers protected by PACE / iLok when used with AU hosts such as Logic. We are contacting PACE and will update you once we find a resolution.」 / X
macOS14.4で、PACE/iLokに問題が起きて一部のプラグインソフトに不具合が出てるらしい。 - A foldable MacBook Pro at 20″?! – Yes, please, Apple! – gearnews.com
2027年を目指して折り畳み画面式のmacbook proが開発中らしい。ここ5,6年のApple製品はどうもエルゴノミックを軽視してる気がしていて、自分は賛同しかねます。 - Outersect Modeler | Tracktion
知らない間に秀逸そうな物理モデリングシンセがTracktionからリリースされてました。 - Elements EZX | Toontrack
Toontrackは、コンパクトなEZXでもリリースしようとしてるのかな。 - Cort Space 5 | Artisan Series Electric Bass(アーカイブ)
韓国のCortからヘッドレスモデルのベースがリリースされて、うおー、懐かしさがこみ上げてきます。
雑記
oeksound “bloom”
X(旧Twitter)のフロー型の力を借りて、目立たぬよう感想を放流しました。
あれでもだいぶ掻い摘みましたが、さらに掻い摘むと、bloomが「いい音」とする基準は「少し分野が違う話では?」ってものだったけど、実際にマスタリング前の音源を処理させてみたら、自分にとっては理想的な仕上がりになりましたよ、と。
この驚きは、The God Particles以来。とはいえRoth-AIRにせよThe God Particlesにせよ、僕が推すもので浸透したものはせいぜいsootheくらいなんで、まあアテにしてくれないほうがいいです。
全体に概念的な操作になるbloomが受け入れてもらえるかというと、以上も踏まえると五分五分。ただ僕は、これを使わないのはもったいないと思ってます。
napaeae
Zris氏が譜面を作ってくれたnapaeaeがランキングの1位だそうで、有り難い話です。
ちなみにギャラなど特に発生してません。「借りていい?」と相談があったので「いいよ」と答えただけ。
相談さえいただければ、むろん相談に乗ります。勝手に使うのだけはダメです(僕が権利を有している曲の場合)。
趣味中の時間溶けともっさり遷移
DTMや趣味に時間が溶かしてく感覚は無論理解できるけど、たまに2時間くらい取り組んでると思ったら40分くらいしか経ってないときがある…なんてのをBlueskyにポストして、そのあとも考えてたら、音色やミックスの調整、メロディの音程や譜割りの変更、構成の変更に頭ぶん回して2時間費やしたつもりでいるケースがほぼ全てだなと。これらは自分の脳内の時間経過よりかなり速く片付けてしまえてます。
これ、何だろうなあと考えたら、時間経過を自分以外が掌握していて自分にコントロール権がないのは、実時間経過してしまう”再生時間”や、音源のロード時間(上に記した記事と関連する)、また画面遷移の時間。もっぱらこれらが時間溶かしてる原因になっていそうだなと。
だから自分は、これらを可能な限り圧縮するために知恵を使うわけです。
その中でも、知恵を使ったところでどうしようもない、つまりツールを開発した側が固定してしまっている要素(上の例で言えば画面遷移の時間やロード時間)があるわけですね。
自分がインターフェース部分についてふだんから厳しい目を持っているのは、自分にコントロール権のない時間の浪費をそれらが行なっているからではないか、と思ったのでした。