レイヤリング、モーフィング

一部で、複数の音源のレイヤリング( layering : 混ぜ合わせ)手法が話題になってます。

いま個人的に音色制作方面に比重をかけていて、たとえば凝れば凝るほど重くなるソフトシンセでのデチューンによるユニゾン発音、これを汎用性の高いKontakt向けにサンプリングして負荷を下げようみたいなことを考えている、ってここまでは前の日記で書いてきました。
現状、既存のハードウェアシンセ(ただしPCM)に倣った操作ができる程度のものにはなってて、音としては悪くないです。
ただ、特に面白くはない。ふ〜ん程度。

結局ですね、僕が想定しているのは、いわば一本のバイオリンの音をわずかな音色やピッチの違いで20個くらい重ねて鳴らす、それもNoteOnのたびにランダムに変わるようなもので、馬鹿正直にやるととんでもなく負荷がかかるものを超低負荷でやりたい、と。
アルゴリズムでどうこうってのはおじさんには無理なので、1個、ユニゾン発音の音を長めにサンプリングして、NoteOn時のSample Startの場所をランダムに変える、もしくはベロシティフォローでSample Startが変わるっていわばチートでそれらしく聞こえさせていた、と。
期待通りのものにはなってるのですが、面白さとしては面白くない。ここで停滞しとります。

先ほど上に挙げたSoundBytesの記事は、複数のソフトシンセの質感や距離感を調整してまとまったサウンドスケープを構築するっていう、ここまでの話と当たらずとも遠からじな見事な例を示していて、つい時間を忘れて読み耽ってしまいました。

Pro Audio Filesのほうはもう少し「まとめ記事」な内容で、モーフィング等を通じてMA向けのサウンドデザインするのに役立ちそうな幾つかの音源を紹介しています。
記事で取り上げられる音源にはイカツい見た目のものが多く、「そこまでのものは要らない」もしくは「ゴテゴテしたデザイン、イカす」くらいの拙速な印象になっちゃいそう。
XYパッドで音色をグネグネさせるというのはいま僕がやりたいことに最も近くて、だけど音が厚いままでというのがネックです。

そういや新しいものではEcliptiq AudioのWarpや、あと少し前のものではKORG GadgetのKievもXYを利用したものでした。

以前、「鳥の鳴き声マップが 2D wavetable のようだ」で挙げたようなWavetableの多次元化に近い、類似音色のソートが簡単にできるようになるとやりたいことがもっと簡単に実現できるかもと思ってます。

鳥の鳴き声マップが 2D wavetable のようだ

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