J.F. Sebastian – Deckard’s Dreamの補助ツール

Deckard’s Dreamという、70,80年代の映画でよく使われたシンセを再現したようなハードウェア音源があるのですが、それとともに使うとよいという J.F. Sebastian なるソフトがWin/Mac向けにフリーウェアで配布されています。開発はRita & Aurora。
スタンドアローンおよびVST, AU対応。

音色スイッチも便利そうではありますが、Timbre Spaceと呼ばれる空間の効果がとってもいい。
長年の仕事の影響で、どうも音色やオーディオを数値で考えてしまいがちな僕としては、数値のような明確な尺度があればあるほど記録しやすい一方でマンネリ化もしやすく、たまにはこういう抽象的なものの力を借りて目先を変えたいと思うのです。
少し似たものとしてKlevgrändのSyndtSphereってフリーのソフトシンセがあり、一時期使ってて、でも急いで曲作らなきゃいけないときだと使いづらくて、すぐ使うのやめちゃいました。

Deckard’s Dreamは、そのサイト上でも確認できる通り、Roli SeaboardやLinnstrumentにも対応していて、懐かしアナログのサウンドと今の手法のコンビネーションを満喫できる逸品ですね。
お値段は結構なもんですが、今どきのサポートツールを駆使していけば相乗効果的に元取りやすいかもしれません。