Hammond Organ Sound

最近、オルガンの奏法やら音作りやらいろいろ試してます。
オルガンといえば Hammond Organ 。Yes。
VKもいいんですけどね。

これから本腰入れるにしてもあまり演奏を求められることは少なそうなので、ハッタリでなんとか行けるレベルにはなりたいってことで、大掛かりな買い物はなるべくしない予定。

さて、Joey DeFrancescoは好きなオルガンプレイヤーの一人で、そろそろ採譜チャレンジしてみてもいいかなと思ってます。
いつになるかな…。にしてもこの人、年々横幅が広くなってませんかね。
先にお気に入りの動画を貼っておきます。

最後のほうで弾いてるのはViscountというメーカーのオルガンで、だけど個人的には求めてる音とちょっと違う。
数年前のJava JazzでDavid SanbornとJoeyが共演したライブ映像でも電子的な響きのオルガンを使っていてあまり気持ちよくなかった印象があって、歪み方やリーク、クロストークの在り方の違いが原因の一つかなと思ってまして。
一方で、電子ピアノだとより顕著ですが「上手い人が弾くとどれもいい音がする」事実はあるのですよ。音色でモチベーションが変わる自分てクソだなと改めて思っちゃうのですが。
それでも多少は気乗りする音色で演奏したい気持ちはあるんで、電子的にせよシンセにせよ、ドローバーのバランスでどうにかなるんではと色々試す際にこの動画を参考にしました。

結果、わりといい気分で弾けるようにはなりました。弾き方もちょっぴり腰が入るようになりましたね。

話戻って、実際ハモンドと電子式とでどのくらい音が違うのかを聞き比べる動画がありました。

ほとんど変わらないんですが、すごく大きな違いに感じたのは弾いた瞬間に鳴る”チッ”というキークリック音(パーカッション音でなく)。
電子式のほうはヌケが良すぎて音色(=フレーズ)との一体感が感じられません。
で、どうも自分はそのノイズの感じでだいぶ気分が変わるらしいです。
さらに言うと歪み方。まだ、欲しい音に出来てはいないため方々の制作仕事で実験させてもらってるのですが、適度に歪んで前にグッと出てくるはずの音が結局後ろに引っ込んじゃう問題が解決できてません。
あと、速く指を離したときか、同じ鍵盤の音が超短くもう一度鳴るアレにも憧れます。
WurlitzerやRhodesの鍵盤から指を離したときにも”モッ”て跳ね返る音が鳴りますよね。先日、これの有り無しで制作意欲、演奏意欲が段違いに変わることに気づきました。
LogicのVintage Electric PianoやApplied Acoustic SystemsのLounge Lizardは発音機構の調整など出来てなかなか良い音源ではあるのですが、この跳ね返り音がほとんど無くて最近の制作ではほとんど使用しておらず、代わりにSpectrasonicsのKeyscapeか、Nord Electroを使うようになりました。