Roland Cloud “SRX ORCHESTRA”, “Anthology-1993”

Roland Cloud のJV-1080が出たばかりなのですが、2月になって SRX Orchestra とAnthology-1993が登場しました。

大手サイトだと製品に対するネガティブな意見が見られないので場末だからこそ書かせていただきますと…D-50やJV-1080などのLegendaryカテゴリーのソフトウェアにはこの先JDなどのシリーズも登場するかと思います。そうしたLegendaryカテゴリーが充実してくるならば、Anthologyのシリーズはいっそ無くていいのではと個人的には思っています。

Roland Cloud "SRX Orchestra"
Roland Cloud “SRX Orchestra”
Roland Cloud "Anthology-1993"
Roland Cloud “Anthology-1993”
Roland Cloud "Anthology-1993"
Roland Cloud “Anthology-1993”

結局ですね、Anthologyのシリーズってユーザーによる音色の作り込みがたいして出来ないのですよ。操作性もあまりよくない。
一聴レイヤー音色のようでいて、レイヤーをOn/Offできるわけでもないですし、今回のAnthology-1993で目立つサンプル&ホールド音色(Pulsatingというカテゴリーに入る…のかな)はテンポ同期どころか周期を変えられるわけでもない。
プロモ用Excerpt音源以上のものとは見なしにくいです。

D-50やJV-1080がLegendaryに登場するのに前後してAnthologyにその音色が加わったり、D-05ってハードウェア音源が登場したり、そんな傾向からすると、近々JDが登場するのではと予測されます。裏をかいてW-30かもしれませんが。
そのあたり考慮すると、本格的に使うならばLegendaryを、雰囲気だけいただく感じで使うならAnthologyをと割り切るのが妥当かなと思います。

SRX Orchestraに関しては別段ツッコミが必要なことはありません。
高価なオーケストラ音源を購入するくらいならサブスクリプションでRoland CloudのSRX Orchestra使うのも、リリカルさこそないものの、決して悪くはないと思います。

ただ前にも書きましたが、音色ウィンドウを開いてるとDAWを操作することすらできなくなる問題は早急にどうにかしてほしい。