Ghost Note Audio “Cloud Seed” – アンビエント向けリバーブ

Ghost Note Audio “Cloud Seed”

Ghost Note AudioってとこからCloud Seedなるリバーブがリリースされています。
最近リバーブのリリースが多いですね。
動画コメントにもあるようにValhalla DSPのリバーブレータとイメージ的にカブる部分が多々ありますが、その返信として記されているのは、Valhalla DSPのそれらよりもコントロールできる要素が多い、と。

情報

  • Windows, macOS対応
  • VST, AU
  • 定価: 個人利用の場合¥8,000、営利利用の場合¥14,100

印象

動画内であれこれ試してくれてるようなので、トライアル版があるようですが今回はパス。
入力への反応も早いし、アルゴリズムの出来はかなりいいと思います。コントロール要素が多いのも、こだわる人には扱いやすい。とはいえ、これだけ競合が多い中で際立った特徴があるかというと、コスパと比較してもNoかなと思いました。むろん、この雰囲気を断然好む方もおられるはずですし、その感覚を否定するつもりもありません。

ここ数年、自分がリバーブに対して気にしている点が一つあって、それは左右の広がりばかり大きくて前方の奥行きが乏しいって点。
個々の粒子(といってよいのかわからないけど)の立体定位をリバーブのアルゴリズムの中で導き出すのが相当にしんどいってのは想像がつくのだけど、いま個人的に、リバーブにはそれがほしい。
前方定位の粒子が多め、少なめとか。これは事後処理的にステレオスプレッドで対処しきれるものじゃないので、リバーブレータの中で出力してもらうしかないんですよね。ソフトウェアリバーブに限った話でもないのだけれど。
むろん、コンボリューションリバーブ使えばいいじゃんなのですが、コンボリューションリバーブのほうはふくよかさに乏しい感じもあって…いまだに欲しい残響が得られていない体たらくの自分であります。

実験面で出来ることは多いのだろうけど、自分は以前紹介したButterfly Effectのほうに軍配を上げたいとこです。万能ってわけではなく、アンビエント系に使うのなら、です。