【Serum】 Francis Preve による編集Tips

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【Serum】 Francis Preve による編集Tips

CDMに、 Francis Preve によるSerumの6つのTipsが紹介されています。

環境依存がない(もちろんバージョンには依存する)ことの確認を兼ねて、スクショはうちで撮り直しました。

1. ピッチ変化を音程に合わせる

ダブルクリックで値入力させるにはGlobalのPreferencesで設定し、パラメーターをダブルクリックするとよい。なおVitalではOption(WindowsだとAlt?)+クリックで値入力が可能。ダブルクリックで初期値にリセット。

LFOでピッチを揺らす場合など、きっちりした音程に揺らしたいなら数字にSTをつけて入力すると自動で調整してくれる。
ただ、おそらくLFOのSmoothの値を大きくすると揺れ幅が小さくなってしまって、きっちりした音程にはならなくなるはず。

2. EGに、テンポ同期させた値を入力

テンポの変動に追従してくるわけではないが、DAWのテンポから換算してEGのタイムを設定できる。

3. グリッドの一括設定とステップシーケンス

Alt+ドラッグで制御点をグリッドに吸着でき、Shift+ドラッグでLFOにステップシーケンスを描け、その合わせ技としてShift+Alt+ドラッグでグリッドに吸着させながらステップシーケンスを描ける。

グリッドに関してはグリッド設定値をダブルクリックして「横,縦」の書き方で入力すると縦横をいちどに設定可能。
ちなみにWavetableのエディターでは横と縦それぞれ入力可能になっていて、GRIDと書かれた文字をドラッグして縦横をいちどに設定可能。

4. ステップシーケンスの描画モードは右クリックで設定

階段状でなく傾斜状で描きたい場合はLFO画面内を右クリックして設定しとくとよい。
あと元記事には書かれていないが制御点を右クリックすることで特定の制御点をMATRIX内に設定することができる。ここではモジュレーションホイールで縦方向や横方向に動くようにした(Absynthのように形状変化が見えるとよいが、残念ながらそうなっていない)。

5. LFOからWavetableに

LFOで描いたものをWavetableウィンドウにOption(Alt)+ドラッグしてきてコピーすることが可能。ただし、インデックス1個分にしかならない。
Wavetable Editウィンドウでインデックスを追加しながら1個ずつLFOからコピーしてくることは可能。
※一通りコピーし終わったらWavetable EditウィンドウのProcessメニューでRemove DC Offsetしておくことをお勧めします。

6. WavetableをLFOに

上の5の逆パターンのようで…「6つの」とタイトルに掲げられていながら未実装の機能らしく、今月中にはできるようになるらしい。