現役で制作やっていたら恐ろしくて言及できない話題ですが、この辺り、さすがProduction Expertです(記事の当たり外れも大きい気がしますけど、それは読み手による)。
要旨としては、「インスピレーションっていうけど、そんなの頼りにしてて、締切のはっきりした仕事できるの? たとえ何かが降りてくるのを待たなくても一定以上のクオリティの成果物を生み落とせる、そんなメソッドを構築したほうが有益なんじゃないの? プロとアマチュアの分かれ目はそこでしょうよ」という、ぐうの音も出ない正論です。
思うところ無くはないのですが、ここは先に進んどきましょう。
上の記事で、インスピレーション依存を脱する戦略として幾つか例が挙げられていて、これ、なかなかいいです。なかなかいいですって偉そうですけど、すでに自分が実践してるものもあって、それらが効果的だったのです。詳しい説明は元記事で。
- 自分を孤立させる時間を強制的に作り、ルーティン化する
- いわゆるポモドーロの手法を導入する
- 集中を妨げるものを作業部屋に置かない
- 継続的に新しいサウンドを試し続ける(その結果でなく過程が何かを生む)
- コラボレーションする
- 他人に設定されていなくても、自身で締切を課す
元記事にも書かれているように、99%努力あって1%の閃きだと(もっとも本来この言葉の意味は「閃きを得ないならその努力は無駄」という意味だが)。実らせるための畑の世話はサボらないぜ、って話ですね。
これに対して何か自分なりに所感を書き連ねても、たぶんいつも書いてることの繰り返しになるので今日はやめときましょう。