CDMでたびたび取り上げられているBLEASSから、新作Voices。
いつものようにクッキリした色合いと大きめのノブ、縦長のラベル群で構成された、マルチボイスのボイスプロセッサーです。
入力された音声のケロ声化やハモらせがほぼリアルタイムで行えるようで、フランスのデベロッパだからってわけじゃないんでしょうけど、MPEにしっかり対応しているのも大変よい。信頼を裏切らない出来といってよいでしょう。
こうしたハーモナイザを使用したHip Hop, R&B, EDM曲はまだわりと廃れずに続いてたりするんで(どっちかというとHip Hop系に残ってるかな)、面白い使い方を実戦投入してみたら、それなりに反響ありそうな気も。
この作りのソフトは今までになかったわけじゃなくて、比較的短い期間でディスコンしちゃってはいるけど、MIDIを受け取って4声にハーモナイズできるVSTプラグインはかつてありました。
その復刻ではないのだけど、あのときのあの感じを今またできるようになったと、そう感じる人も少なくないのではないでしょうか。