どこかで聞いたことがあるようなソフト名ですが、BABY Audioの Smooth Operator 。
BABY Audioは以前、ディレイエフェクトの減量版、BABY Comebackで取り上げましたっけね。SUPER VHSについても一瞬触れましたけども。
BABY Audio “Smooth Operator”(Plugin Boutique)
ぱっと見、カラフルで、新しいハードウェアかなと思ったらソフトなんですよね、これ。
さて、ざっと機能説明を読んでみたところマルチバンド・コンプレッサーの類いかなと思ったんですが、ちょっと暗喩が多くて今ひとつよくわからなかったのでデモ版をダウンロードしてみました。
![BABY Audio "Smooth Operator"](https://i0.wp.com/www.makou.com/wp-content/uploads/2021/04/21042704.gif?resize=780%2C568&ssl=1)
ん、大雑把に言えばDynamic EQですかね。
製品ページのアニGifを見ると、何かに反応してそれぞれの制御点が動いてるように見えます。が、どうもそういうわけではなく、オートメーションできるってアピールっぽい。
等ラウドネスかピンクノイズか、帯域に重み付けがなされてるかな…と思ったら、これもそうでもないっぽい。
センシティビティを変えられる気配がないので、言ってしまえば、専門的っぽく見えるパラメーターを全部排除して指定カーブに対して反応するようにしたシンプルで軽量なSoothe、という理解でいいかなと思いました。
Sootheが、やっぱり理屈を把握して操作に慣れるまで多少時間のかかるものなので、もっと手軽に「出しゃばってる音を、出しゃばってる箇所だけざっくりと処置したい」って場面では活躍すると思います。
で、Soothe 2がそうですけど、サイドチェーンが効くので、いわゆるサイドチェーンEQとして活用するのもよさそう。
定価が$69で、イントロ価格$39で販売されてます。いつまでかは不明。冒頭のスクショにPlugin Boutiqueを載せましたが、価格はメーカーサイトと一緒で、ただしRewardやらVirtual Cashがつくってことですね。
安くはないけど、そこまで高いものでもないので、自分なりに意表をついた使い方を開発してもいいかもです。