Logic Proからの書き出しを自動化するAuto-Bounce™

Logicに限った話ではありませんが、書き出し機能って、発達したようでまだそうでもない。Studio OneやCubase、Ableton Liveでの書き出しプロセスと比較すると、Logicは少し切り口が違ってどちらかというと音声フォーマットの指定を中心とした仕組みになっています。むろん、書き出しメニューから選べばいいのだけど、ピンと来るメニューになっているかというとそうは言い難い。
そこで、トラック別、ステム別、書き出し時のセンドエフェクトのOn/Off、PrefixやPostfix(この辺りは定かじゃない)を自動化するAuto-Bounceが役に立つわけですね。
トラック構造はガンガン複雑化しており、サイドチェーンも何が何だかって時代の書き出しは、ピリピリします。

注意しなきゃいけないのはトラック名。学校で教えてたときにも言ってたんですが、他人にデータを渡す可能性のある曲はトラック名も正しく書かないとトラブルの元になります(ま、何度言っても守ってくれませんでしたが)。それはAuto-Bounceを使う場面でも一緒ですね。

ただ、便利そうであることは言うまでもないのだけど、定価が$299でイントロ価格が$199ってのは、為替の都合もあるとは言え、ちょっと自分には高すぎかな。いずれLogic自体にこの機能が備わるだろうと考えるとなおさら。
もっとも、それは単に自分が今そこまで切羽詰まってないからであって、喉から手が出るほど欲しい方は必ずいるでしょう。