ずっと気が付かなかったんですけど、NIのAbbey Road 70s DrummerのTight Kitに タオルミュート の音あるんですね。
個人的に欲しい音とはちょっと違いましたが、よく調べずに書いたらいけませんね。
これらオマケ(拡張)音色はAbbey Roadのシリーズでもライブラリーごとに異なっていて、抜粋するとこんな感じ。
- 50s :
- Autumn / Spring : ブラシ奏法やキックのノーミュートなど
- 60s :
- Early : キックのペダル(フェルト)
- Late : タオル、キックのペダル(フェルト)
- 70s :
- Open : キックのミュート(3段階)
- Tight : タオル、キックのミュート(2段階)、低い音域にロートタムあり
- 80s :
- Black : ミラールーム(Abbey RoadのStudio 3の設備)での音、スネアのスキン・オン・スキン(ヘッドを2枚重ねた奏法)、キックのミュート(3段階)
- Chrome : タムのスキン・オン・スキン、キックのミュート(3段階)、低い音域にティンバレス(尻切れデータになってるのはウチだけ?)
- Modern :
- Sparkle : スネア+スプラッシュ(Drumbal;How to Get 10 Different Sounds Out of Your Snare Drum – Rhythm Notes)、キックのミュート(3段階)、チョッパー(リボンクラッシャーみたいな音のシンバル;Sabian 10″ Chopper Cymbal – 1293g (CH10-1062216A) – YouTube)
- White : スパイラルトラッシュシンバル(マレットとスティックの2種類)、キックのミュート(3段階)
- Studio :
- Garage : キックのミュート(2段階)
- Session : キックのミュート(2段階)、低い音域にウッドブロック(ジャムブロック)
- Stadium : キックのミュート(2段階)
そんなキーに割り当てられてたら使いにくいじゃんと思いそうですが、このライブラリー…に限った話じゃないけどキーアサインを変更できるので、面倒じゃなければ標準キーにアサインされてるドラムパーツと入れ替えたらラクだと思いますよ。
それから、上の表に書いた以外はわりと僕自身よく使うので割愛してあります。
とはいえAbbey Road Drummerのシリーズ自体、スネアの音があまりしっくり来なくて出番が少ない。
各セットに関する詳細はNI製品の説明書に記されていて、レコーディング環境などについてもまとまっているので、ただ読むだけでも面白い。
ただし、いずれも英語なのと、製品ごとに分かれちゃってるので把握しにくいですが。