SonicLAB “Fundamental” : 電子音楽の始源を求めて

タイトルはちぃと大袈裟だったかも(このタイトルをモジった)。
SonicLABの Fundamental は、その機能とサウンドからしてもプリミティブな…電子音楽でプリミティブってのも若干矛盾しますが、「ああ、なるほどたしかに」と思える懐かしさを呼び起こすシンセ、もといオシレーターといえます。

アディティブシンセのようでいて、8つのサイン波を個々にバランス取って鳴らす比較的シンプルなもの。
SonicLABはこの日記じゃ取り上げたことありませんが、Cosmosƒシリーズなど玄人好みというか、音楽ってよか音響方面にベクトルが振れたメーカーで、けっこう頻繁に音響方面のニュースサイトでは話題に上がりますね。自分ももう少し研究者寄りの生き方が許されていたなら十中八九ハマっていただろうと思ってます。

CDMでの解説(Fundamental puts a rich, vintage tube oscillator studio in a plug-in, from sonicLAB and Hainbach – CDM Create Digital Music)によると、いま使うには無骨でかさばって仕方のないハードウェアをプラグインソフトの形で仕上げ、特に、ソフトウェアだからこそ可能な手法も取り入れることで、より自由で近代的なサウンドを得られるモノになっているとのこと。
言われてみれば、ですが、ジェネレーター(オシレーター)としては素朴だけれど、特に音量やパン等に揺らぎ(LFO)の要素を加えてからはある種の有機性を感じるようになります。音に意味が備わるようになる、と言えばよいか。

先進性があるとは言い難いのですが、単なるオシレーターでなく音程楽器としても利用でき、MPEやマイクロチューニングにも対応するなど、製品の方向性がわかりやすい。
DAWのさまざまな拡張機能を活用していけば思いもよらぬサウンドも得られるだろうと思います。

定価が€69(現在 8,403円)
イントロ価格が€49(現在 5,967円)
エデュケーション価格が€39(現在 4,749円)

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