sonible “pure:unmask” を予告

sonible “pure:unmask”

sonibleから、新作pure:unmaskを4/3にリリースする旨、ニュースレターが届いていました。

製品ラインナップがだいぶ増えて把握しにくくなってきましたが、おおむねプロフェッショナルなものがsmartで、シンプルなものがpureと捉えてよいかと思います。単純に一対一で呼応し合うものでもないのですが。
この機会に、リリース日(サイトには記されていないので、sonibleのblog記事の公開日で推測)付きでリスト化したものをこの記事に貼り付けておきます。
各製品のディスコン(販売終了、サポート終了)情報については捕捉できませんでしたが、smart:EQとsmart:compについてはバージョン番号の古いものはディスコンといえます。また、smart EQとproximity EQ、entropy EQの合体製品といえるfrei:raumは、web上でリンク切れとなっていたので、こちらもディスコンかと思われます。

イヤッホー!かどうか

さて、pure:unmaskに関してですが、

  • pure製品ラインが「学習機能×ワンノブ」ってスタイルで押している
  • unmaskに相当する機能がsmart:EQやsmart:comp2(のスペクトラル・ダッキングなど)に搭載されていると半ばいえる

ってことで、もっぱら、ゴチャゴチャとした帯域の奪い合いを手っ取り早くなんとかしたい人向けであり、新製品と聞けば駆けつけるノリで飛びつくものではなさげ。
むろん、何がなんでもsmart:EQで処理しなきゃいけないルールなんぞなくて、軽量なpureシリーズを差すほうが生産的な状況も多々あります。
必要なら入手するといいよね、ってだけの話ですね。

雑感

冒頭に記したように製品ラインが一対一で呼応してない。それがいっそう商品棚をわかりにくくしており、訪れた人にそこそこのストレスを与えている気がします。
これはおしなべて代理店/小売店側も同じで、メーカーを当てにして訪れる人、問題解消を求めて訪れる人のいずれにとっても、自力で最適解に辿り着けるようにするのが理想だよなと。現状は、整頓された棚ではあるけど便利じゃない状態。
ましてやソフトウェアに新しい概念や新機軸がもたらされるごとに、従来のフィルタ/ソートじゃクエリが不十分になりやすい昨今ですんでね。