トラックスタック( Track Stack )はチャンネルストリップ設定を別名で保存では保存されません。
んもー、と思ってたら、ライブラリウィンドウの下段端の保存で保存するのが正解だそうです。
以下、雑記
先日発売になったMethuselahのNight Danceなんですが、ドラム・セットの音がどうも気に食わなくて最終的に時間切れでAddictive Drums 2を使ったのですよ。
もうちょっとどうにかデキたんじゃないかってことで、2,3日前に少し空き時間ができたときにあれこれ調整してたら「おお、こういう感じ!」になりました。まあ、とっくに納品済んじゃってるので今さら差し替えようもないんですが。
どうしたかという結論を書くと、
- BFD3の皮物(DW Mardi Gras Sparkleのキック、Zildjanのスネア、Mapleworks Customのタム)
- Superior 3の金物(Gospel Chopsの方々が好むPaisteでまとめた)
を組み合わせて、ミックスバス(トラックスタック)に高域を元気にするOverdriveと低域補強のSK10(フリーウェア)とコンプを挿しました。BFD内およびSuperior内のミキサーでもある程度音を作り込んでますけども。
欲をいうと、これにKontaktのAbbeyRoad Modern Drummerのスプラッシュとライドと、Soultone FXOやZildjian EFXみたいな形状のエフェクトシンバルを組み込めれば、あまり余計な調整をせずにアレゲなドラムサウンドにできるんですけどね。また時間が出来たときにでも準備しときます。
つくづくも、Superior3になってSonarのパーツが使えなくなってるのがツラい。あとスネアのミュートが上手くいきすぎててリンギーなスネアの音が作りにくくてツラい。BFD3でZildjianのスネアを使ったのはこれをどうにかしたかったから。
でハイブリッドをトラックスタックで実現するにあたって問題は、双方でキーマップが違ったり不必要なパーツを排除したりと、毎回準備してからだと制作作業を開始する頃にはイメージが吹き飛んじゃってるってこと。
だからテンプレのセットを作っといて時間節約しましょう、って話なのですけども。
トラックスタックごと保存しておこうと思ったら、チャンネルストリップ設定を保存するだけじゃBusの設定しか保存されなくて、調べたら「トラックスタックの保存はライブラリーウィンドウからだ」と記されている英語ページが引っ掛かったので、この機会に紹介させていただいたと(Creating Signature Patches with Summing Track Stacks in Logic Pro X : Ask.Audio)。
むろんファイルブラウザ上で別プロジェクトファイルの中身を開いてドラム・セットのみインポートしてやってもいいんですが、継続的に使うものであればパッチとして保存しとくほうがアクセスしやすいかと思います。