民族楽器系を中心に幅広くライブラリーをリリースする Rast Sound より、無骨ないでだちながら、90〜00年代辺りのストリングスの表現を彷彿とさせるブティック音源、 Strings Boutique 2 がリリースされました。
生々しくダイナミックなストリングス表現を目指すというよりも、表現したい情景や情感にはじめから仕立て上げられており、ラウンドロビン方式登場以前のどことなくノスタルジー漂うサウンドが生み出されます。
たとえばスマホやPC用のそこまで仰々しくしたくないゲーム、ダイナミズムを抑えてあくまで映像をメインにしたい作品用のBGMみたいな、高価なライブラリーだとトゥーマッチに感じる場合にはちょうどよさそう。
Kontakt 用なので、もしかしたらIRデータによって音色を作っているのかもしれません。その場合はつまりIRをバイパスすればごくごくシンプルなストリングス音源として使用できる可能性もあり。