Native Instruments Blog に ブレイクビーツ入門記事

How to Make Breakbeat Music | Native Instruments Blog
How to Make Breakbeat Music | Native Instruments Blog

Native Instruments のブログにブレイクビーツについての概要とレファレンス、作成/編集の基本がまとめられています。また、ジャングルブレイクビーツについても丁寧に解説した動画のリンクもあり、相当に充実した内容でした。
製品の販促意図もほんの少しありですが9割方はチュートリアル。

はたして今どのくらいの人にブレイクビーツが刺さるのかとも思うのですが、面白いものは面白いし、グルーブ/クオンタイズとは何ぞやと今まで考えたことのない人にとっては目を向ける大事な機会かも。
見かけなくなりましたが、Future Beat(hip hop寄りじゃなくbigbeat寄りなほう)もなかなかビートがキレイに揃いすぎてて、タイトなのが好きならいいけど身を捩らせて踊りたい人には少し物足りなさがあります。

それにしてもサンプリング、編集がラクな時代になったもんです。オーディオまでクオンタイズできるようになっちゃってまあ。

ガイドの動画の中でも触れられているのだけど、いま、既存の古い曲のリズムパートを切り出して売り物の音楽を作るのはだいぶ厳しい。
もちろん、収録して販売されていた素材集も廃盤となり、懐に余裕のある、またはこだわりのあるいくつかのデベロッパーが古い機材でわざわざシミュレーションレコーディングをしたものを除けば、素材を手に入れることも難しくなりました。希少だからといってそこまで割高にはならないものの、Loopmasters等でdemoトラックを聞いて購入してもイマイチ自分の曲との相性がよくないなんてこともあり、タイパは良くない。
その点では、ブログ記事からささやかながらにリンクの張られたNI製品なら、多少近道と言えるでしょう。

ちょうど今やろうとしているリミックスにブレイクビーツを入れようとして、「うーん…」となっていたタイミングでの記事だったので(目新しい情報は特になかったけど)気持ちがリセットされてよかった。
ちなみに、手元にちょうどいい素材がなかったので、Reasonのライブラリにひっそり入っている昔のブレイクビーツネタをあさっている最中です。