Matt Tytel “Vital” 11/24発売へ

Vital の発売予告、どんな代物か

年初からヲチしてます、Matt Tytelの Vital がいよいよ今月24日から使えるようになりそうです。
時差があるので、たぶん日本時間だと25日の夕方くらいじゃないかと。

Vital - Spectral Warping Wavetable Synth
Vital – Spectral Warping Wavetable Synth

VST, VST3, AU, LV2対応で、ベーシック版がフリー、プラス版が$25(現在 2,605円)、プロ版が$80(現在 8,336円)と良心的な価格。
サブスク版がPro版よりも面白そうな内容になっていますね。

当初はWavetableと紹介していて、基本的にそこは変わらないのですが、内蔵エフェクト、変形機能、ユニゾン機能、マイクロトーナル、MPEなど2020年生まれのシンセであることを誇るような機能が搭載されていて、非常に興味深い。

2020/11/25追記

今朝ほどから配布が開始されていたようで、DLしてみました。

Discordを通じてアップロードされた、有志によるプリセットデータが使用できる模様。
Discordを通じてアップロードされた、有志によるプリセットデータが使用できる模様。
Discord
Discord

音は予想通り非常に良好で、特に定位感が気に入りました。
プリセットも充実していて、こんなシンプルな構造でこんな音が出るのか!と感心もします。
位置付けとしてはArturiaのPigment 2に近いですかね。単なるWavetableシンセじゃなく、思った以上に広い守備範囲で活用できそうな気配です。
初代プレステみたいなシンセ音(Drowning Machine)に軽くウケたりしつつ。

Helm Freeに続き処理負荷は抑えめとはいえ若干高く感じ、CPUに余裕があれば別ですけど、あまり何個も同時に立ち上げるのは厳しいかなという印象。

ひとまず音作りの幅は相当広いため、かえってプリセット音色のバリエーションに期待がかかります。フリー版で厳選80個も用意されているとはいえ、自分で音を作る自信(と時間)に不安があるならば思い切ってPlus版かPro版に手を伸ばしちゃったほうが本気制作用としてはいいだろうと思いました。
ただしやはり一度フリー版をダウンロードして使ってみてから判断されたほうがよいかな、というところです。ご堪能あれ。

さらに追記。現段階ではまだプリセット音色は充分に提供されていないかもしれない。手順の問題があるかもしれないので、しばし静観しています。

さらに追記。メーカーサイトのForumによるとサブスク版はフリー版とプリセット数が(将来的にもおそらく)変わらないだろうとのこと。充分なプリセット環境を所有するにはプロ版を選択したほうがよさそうです。プリセットの内容については、現状、ExperimentとSFX、Templateカテゴリのものが少し少ないくらいで、BassやLead、Keys、Pad、Percussion、Sequenceはほぼ同量あるようです。この先どの程度数的に充実してくるか、読みにくいのは確かですが、シェアが広がってくればプリセット数も連動して増えてくるだろうと推測します。
プロ版をゲットしてざっとサウンドを確認してみて、もちろん素晴らしい音質ではあるのですがデジタル感というかシンセ感は拭えない印象で、PCMっぽいサウンド感を期待している方には物足りないだろうと思います。
あと、うちの環境での話ですが、高解像度のディスプレイから低解像度のディスプレイにウィンドウを移動するとVital内のパーツの配置がぶっ壊れるので、似たような環境の方はご注意いただければと。

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