Logic Pro X でのスナップ有効時の操作がどうも自分自身きちんと把握できてなかったので、メモを兼ねて。
ちなみにうちだとメインウィンドウをSmart(スマート)、ピアノロールをDivision(ディビジョン)に設定したテンプレを使用しています。それぞれSnap Regions/Notes to Relative Value(リージョン/ノートを相対値にスナップ)はOn。ついでにいうとテンプレではスコアエディタやステップエディタもそれなりに設定済みです。
※ステップエディタは英語メニュー時と日本語メニュー時とではデフォルトが違う点に注意。
Logic Pro X における Relative Value と Absolute Value
Relative Value(相対値), Absolute Value(絶対値)は、グリッドに沿っていないノートをドラッグした際にグリッドからのズレをキープするかどうかみたいに考えておくと把握しやすいかと思われます。
スナップ設定時の操作
以下、スナップ有効(グリッドに沿う)設定時の操作に関するメモ
- SnapがSmart(スマート)
- ノート移動時
- 素だとグリッドに吸着する形で移動、かつ画面の拡大率次第で細かく移動
- control+ドラッグで画面の拡大率次第で細かく移動(吸着なし)
- shift+control+ドラッグで1tickずつ移動
- デュレーション(ノート長)変更時
- 素だとグリッドに吸着する形で伸縮、かつ画面の拡大率次第で細かく伸縮
- control+ドラッグで画面の拡大率次第で細かく伸縮
- shift+control+ドラッグで1tickずつ伸縮
- ノート移動時
- SnapがDivision(ディビジョン)
- ノート移動時
- 素だとグリッド間隔で移動
- control+ドラッグで40tickずつ移動
- shift+control+ドラッグで1tickずつ移動
- デュレーション変更時
- 素だとグリッドに吸着する形で伸縮、かつ画面の拡大率次第で細かく伸縮
- control+ドラッグで画面の拡大率次第で細かく伸縮
※メインウィンドウでのリージョン長操作時には40tickずつ伸縮 - shift+control+ドラッグで1tickずつ伸縮
- option+control+ドラッグで40tickずつ伸縮
- ノート移動時
- SnapがAs Time Quantize(タイムクオンタイズとして)
- ノート移動時
- 素だとTime Quantize(ローカルインスペクターの上部)ずつ移動
- control+ドラッグでディビジョンずつ移動
- shift+control+ドラッグで1tickずつ移動
- デュレーション変更時
- 素だとTime Quantize(ローカルインスペクターの上部)ずつ伸縮
- control+ドラッグで画面の拡大率次第で細かく伸縮
- shift+control+ドラッグで1tickずつ伸縮
- option+control+ドラッグでディビジョンずつ伸縮
- ノート移動時