Logic Pro 10.8 , etc.

Logic Pro 10.8

Mastering Assistantを含むLogic Pro 10.8アップデートがもうじき日本語版でも手に入りそうです。どうやら32ビット録音にようやく対応し、Sample Alchemy, Beat Breaker, Slip and Rotateが新しく機能として加わるとのこと。また、直近で加えられた機能やプラグイン・マネージャにも改善が加えられています。
少し細かいとこでいうと昨今のマイクロチューニング流行を慌てて追いかける形で、Hermode Tuningにもテコ入れがなされたり、ユーザーチューニングの書き出しにも対応したとされています。


Cableguys “ReverbShaper”

リバーブのTweakingもあれこれ流行っていて、ダッキングやオートメーションを担うと見られるReverbShaperがリリースされました。
動画中でも触れられている通り、より正確な同期AND/ORよりクリエイティブなTweakingを行うのであれば、ShaperBoxの導入を考えるべきかもしれません。


VSL “Vienna Power House”

既にお伝えしていたVSLとGPU Audioとのタッグにより、MIR PRO 3DおよびMIR PRO 3D(24)の、今p簿リューションによる負荷軽減が早くも実現します。
VSLライブラリ自体がなかなか重いものなので、今どきの没入型オーディオの流れでMIR PRO 3Dを放り込みたいが、かといってその負荷を如何ともし難いVSLにとって、その負荷をGPUに肩代わりさせる技術を使えるようになったのはまさしく渡りに船といったところ。
もともとVSLソフトウェアはグラフィカルエフェクトに頼らないソフトウェアであり、GPU Audio的にも扱いやすい存在なんかなあ、と思います。

VSLって、多数の製品の依存関係や上下関係がその製品名称からは非常に推し量りにくい。ゆえに全体像がわからず、初めて買おうと思う人もどこから手を付けてよいかわからない。
そこへ来てなお、どのポジションに新しく差し込まれたのかわからない名称もどうなんだと個人的には思うんですよね。他社であれば、MIR integratorのように機能を製品名にする風習があって依存関係がわかりやすいんだけど。


Strymon “Deco”

ちょうど1年ほど前Big SkyなるプラグインをリリースしてざわつかせたStrymon(「ストライモン」とデベロッパーは発音している)がテープエミュレーションと見られるDecoをリリース。ハイペースではありませんが、少しずつプラグインエフェクトのラインナップを増やしてきつつあります。
いわゆるLo-fi-erではなく、かつてテープがどういうクリエイティブな使われ方をしていたか再現することに主軸をおいたもののようで、別段新しい手法が可能になるというものでもないのですが、デモ音源で音の変化を聞いてるだけでもなかなか楽しい。

It’s pedal sibling is oved by in-the-know guitarists as a signal chain secret sauce. Can the Strymon Deco offer to producers as a plugin?

MusicTech誌も高めの点数でレビューしています。