利用している人にはアップデートの通知が届いたと思いますが、 TBTechの Heavier 7 Strings がバージョン1.5.1にアップデートして、次の機能追加が行われたようです。
Heavier 7 Strings FXも一緒にアップデートされます。
- 新しいアンプモジュールの追加
- 7種類のワウペダルをシミュレートしたワウワウ(WAH X)の追加。オートメーションおよびLFO、エンベロープフォローで踏み込み状態を操作可能
- プレートリバーブの追加
- ワーミーペダルの追加
- オクターバーの追加。MIDI CCをアサインして操作可能
- キャビネットにスムース機能を追加し、ジャギジャギ感を軽減
- キャビネットモジュールにルームリバーブを追加し、エアー感を演出
- MIDIパターンを追加
- エフェクトプリセットを保存する際の誤ったダイアログを修正
- 弦とフレットの検出におけるバグの修正
- サンプラーパフォーマンスの改善
- タイポの修正
- UIの明るさの修正
- Macでの互換性の問題を修正
ざくっと見てみましたが、キャビネットモジュールのルームリバーブとやらが確認できてません。
日本語マニュアルが更新されていないようで英語マニュアルを見たのですが、それでも”Room”自体が全ページ中で1つしか見当たらないところからすると、On/Offを切り替えられるものではなくフリケンシーレスポンス情報がまるっと更新されたのかもしれません。
WAH XのMIDI CCによるコントロール機能は有り難いですね。
Logicのオートメーションを通じたワウのコントロールはレイテンシー問題をいっこうに改善できないので、非常に助かります。
フルインストールでのパッケージを希望する人は support @threebodytech.com (supportの後ろの全角スペースは消すこと)にシリアルナンバーを知らせてもらえれば返事をよこす、とのことです。

ちょっと気になったのが、バージョンが1.2.1から1.5.0に急に飛んだこと。
まれにマイナーアップデートが世に出ることなく飛び番になるのを見かけたことありましたけど、ここ数年はなかったなあ。
先日たまたまネットの話題を通じて「セマンティック バージョニング 2.0.0 | Semantic Versioning」ってのを見てたから、よけい気になりました。
Cubaseなんかだとマイナーアップデートで5になると有償アップデートって印象があるんで、H7S 1.5.0って字面見るとビクッとしますね。
ありがたいことに既に利用している方は無償アップデートになります。