Four Tet 、ファンに割れものを求める

という記事が Mixmag に上がっていて、どした?と思ったら、きちんとソフトを購入したのだがオンラインじゃないと使えない仕組みになっているため、仕事にならん、と。割れものがあるなら教えてほしいとツイートしたとのこと。
くだんのソフトは少し前にリリースされたStrymonのBigSky。
実はうちでもトライアル版を試して記事を書こうと思っていたのだけど、忙殺されてる間に試用期間が終了してしまい、レビューもできず、結果、悪い印象だけが残ってます。

説明要らんとは思いますが割れ物とはクラック版のこと。
まあ昔から内外問わずプロの方々がクラック版をバンバン使いANDバンバン共有してるのを知ってますけどね。
彼らが絶望的に忙しくて新しいソフトを試す時間がないのも知ってるし、優れたソフトほどクラック対象になるってのも知ってて、一方、僕自身は試す時間がないほど忙しくもない(タイミングによるが)からクラック版になど手を出さないし、時間がない人や自分のPCに試用品の残骸を残したくない人の代わりに自分が試用して感想書くべきか、と。それでこの日記にはソフトの感想やらが多いわけです。
試して「いい」と思えば「いい」と書くし、「あかん」と思えば「あかん」と書きます。アフィ対象であっても。
それでも試用を行えば多少なりともPCの消耗が早まるので、支援を歓迎する意味でアフィにしてるって経緯があります。まあその収益を合計しても月数百円程度ですけどね。


それで、ソフトのデベロッパーは今ガンガン増えていて、公開方法、認証方法、支援方法も多岐に渡り、またCLAPのように共通化を目論む人もいれば、独自路線こそレゾンデートルとする人もいて、どれが正しいとも言えないのは確実だけれど、単純にユーザーからすればゴチャゴチャして嬉しいことなど一つもないのも事実なんですよね。
iLokを見ても、いろんな人に対応できるように認証方法にバリエーションが持たされているんですが、これ、たとえばビギナーさん相手に手順をまとめようとすると分岐を記さざるを得ない。
他方、最近は分岐があると投げ出す人が多いように見受けられ、結果的にサービスが裏目裏目に出ている気がするのです。


どうするのが正解なのかなんて語る口を持ちませんが、一言言えるとしたら(デベロッパー側から見てもユーザー側から見ても、果ては代理店の立場から見ても)面倒くせえ時代になったなあと。