🆓 SONICBITS “Exakt Lite”

SONICBITSってとこからフリーのFMシンセ Exakt Lite が出た、と見て早速試しました。
Mac版がPC版の3倍ものデータサイズで、Logic Pro XではValidationを通らずクラッシュしました(10.5でなく10.4.8でもクラッシュしたのでOpenGLがどうとかいう理由ではなさそう;Logic Pro : 10.5 新機能 – makou’s peephole)。
Ableton LiveとStudio Oneでは大丈夫だったんですけどね。
バージョンが0.8なので、まだテスト段階なのでしょうか。

これまでのFMシンセと比べて合成の精度とは違った個性を求めるのが流行ってるんでしょうか。
Exakt LiteにおいてはTXのWaveformを再現していて、味わい深いサウンドが得られます。

ちょくちょく書いていますが、FMシンセやPDシンセはWaveformがDCに影響するんで、活用時には対策が必要になります。

今回のExakt Liteと先日紹介したOPLをStudioOneに挿し、MixToolのDCブロック機能のOn/Offを切り替えながら再生した動画です(Exakt Liteの見た目って、StudioOneの純正ソフトっぽいですね)。アナライザーの赤で囲った部分を見てみてください。
レトロ感を演出する要素とも言えるので、あまり神経質になり過ぎるのも…ってとこはありますが、もしミックス上で問題を引き起こすならチャンネルストリップやミックスバスの最後辺りにスーパーローをカットするEQでも挿しとくのがいいかなと。

以前書いたので耳タコかもですが、なるべく手短に書きます(DCオフセットの話 – makou’s peephole)。
DCオフセット除去は本来波形データにした後に処理を加えるのが理想的な手順なのですが、他のパートなどがミックスされた後に除去するのは今のところ不可能。だからなるべく作業のはじめの段階、なんなら録音段階やソフト音源の設計時点で対処されていないといけない。
上の動画でのローカットは、「0Hzに限りなく近い超低周波が混ざり込んだオーディオからローカットを使って超低周波を除去する」と少しヒネくれた解釈をすることでDC除去を行なったもの。200Hzとか100Hzどころじゃなく、1Hzのローカットでいい(一般的なEQだとと下限は20Hz)。ただしローカットにより波形がクリップすることがある点には注意。あと蛇足ながらローカットは万能じゃない。