デスボ
これは余談ですが、今レッスンで教えてる方がボカロでデスボをどうにかして鳴らしたいとたくらんでおられまして、純正環境で作れるんだろうかと少し自分とこでも試してみてました。
結論としては、純正だけじゃやっぱり厳しそう。
![Vocoderでノイズ混じらせるのがいいかなってことでReason Rackで試したところ、なかなかいい感じ。](https://i0.wp.com/www.makou.com/wp-content/uploads/2021/11/21112501.png?resize=840%2C664&ssl=1)
![もう少しゴロゴロ感を強めつつ帯域を調整するためにThorも試した。](https://i0.wp.com/www.makou.com/wp-content/uploads/2021/11/21112502.png?resize=840%2C933&ssl=1)
いちばんシンプルな仕組みとしては連動してノイズを鳴らしてディストーションで歪ませて、邪魔そうなとこはあとでEQで削るって感じ。これをある程度手放しで出来るようになると結構ラクになります。理想としてはある程度ピッチを拾ってそれを別のエフェクトのコントロール信号に流用できるといいんですが、これ、一度バウンスなりファイル書き出しの手間が発生するので、がぜん面倒になるんですよね(そういやBitspeekがピッチを拾いつつノイズに変換できたな)。
幾つか試してみた結果、ノイズのまじり具合と歪み具合が最も調整しやすかったのは、上のスクショに見えるReason Rack Plugin。プラグインになるとサイドチェーンがわかりにくいのがネックですが。
ちなみにDeath Growlで動画検索すると、Logic 9の環境で自分のウィスパーボイスをデスボ加工してらっしゃる方が引っかかります。なかなかのクオリティでした。
ちなみにNTにデフォでDeath Growlっぽいコマンドがあって、これであればたぶんただ歪ませてEQで調整すればできそう。