【採譜】Dave Weckl – 7th Ave. South

今やすっかり重鎮と化した Dave Weckl の2作目のソロアルバム” Heads Up “の1曲目に収録された” 7th Ave. South “(調べたら26年前の1992年)。
先週、仕事のデータを納品した後の待ち時間中に、この曲がバンドカバーされた動画を見かけて「コードちゃうやんけ」と思ってざっと採譜してみました。採譜時のMIDIデータも置いておきます。
原曲だと打ち込みと生と2本のベースが入ってますが、打ち込みと思われる方のみ採譜。終始入ってるFMのクラビ音色も途中部分だけの採譜になってます。

Heads Upのアルバムの評価は高くないんですけど、2曲目でDave Wecklがベースを、7曲目でGary Novak(Chick Corea Elektric BandでDaveの後釜として強烈な個性を発揮したドラマー)がベースとキーボードを、8曲目ではJohn Patitucciがキーボードを弾いたりと、本職以外への侵攻が盛んな作品です。
2000年くらいまでDaveは力一杯派手に叩くドラムって印象だったんですが、いつだったか雑誌のインタビューで読んだ記憶だと身体の使い方を大きく改良したそうで、以降は柔らかく確実に叩く印象になりました。
御年58。御髪も白くなり、お髭もたくわえてSteve Gaddの相貌に似てきてますが、同じように老化を感じさせぬプレイっぷりですね。

この曲に限らず、Jay Oliverのファンキーでスピード感のあるキーボードプレイがよいです。
数年前に再び2人のタッグでConvergenceというアルバムが出て、Chris ColemanとバトってるHigher Groundも収録されていたのですが、大きく話題にはならなかったみたい。
ちなみにそれに3年ほど先立つDrum Fantasy CampでのDaveとChrisのお茶目なバトルは終盤にかけて面白みがあります。同じイベントでChrisがベース弾いてる動画もありました。Chris、君もか…。

一瞬Stratusのリフが聞こえるけど曲がStratusかどうかはわかんない。